2019年日本ダービー!
2019年5月26日に東京競馬場で、G1・日本ダービー(芝2400m)が行われます。
今日はこのG1・日本ダービーの馬山的競馬予想をしていきたいと思います!
2019年日本ダービーの枠順は?
2019年日本ダービーの枠順は以下のように決まりました。
1枠1番 ロジャーバローズ 浜中 俊
1枠2番 ヴィント 竹之下 智昭
2枠3番 エメラルファイト 石川 裕紀人
2枠4番 サトノルークス 池添 謙一
3枠5番 マイネルサーパス 丹内 祐次
3枠6番 サートゥルナーリア D.レーン
4枠7番 ダノンキングリー 戸崎 圭太
4枠8番 メイショウテンゲン 武 豊
5枠9番 ニシノデイジー 勝浦 正樹
5枠10番 クラージュゲリエ 三浦 皇成
6枠11番 レッドジェニアル 酒井 学
6枠12番 アドマイヤジャスタ M.デムーロ
7枠13番 ヴェロックス 川田 将雅
7枠14番 ランフォザローゼス 福永 祐一
7枠15番 リオンリオン 横山 武史
8枠16番 タガノディアマンテ 田辺 裕信
8枠17番 ナイママ 柴田 大知
8枠18番 シュヴァルツリーゼ 石橋 脩
2019年日本ダービーの予想!
それではここからは日本ダービーの馬山的予想をしていきたいと思います。
サートゥルナーリアで鉄板?
まずは無敗で皐月賞を制したサートゥルナーリアについてですね。
ここまで4戦4勝ですし、前走・皐月賞は休み明けながら上がり最速での勝利。1度使った上積みもありそうですし、馬は間違いなく強いと思います。
問題は騎手ですね。
前走・皐月賞もデムーロ騎手からルメール騎手への乗り替わりだったので心配されましたが、今回もルメール騎手からレーン騎手への乗り替わりとなってしまいました。
とは言っても問題なのはレーン騎手の腕ではありません。
レーン騎手は現在短期免許で活躍していますが、すでにG3・G2・G1すべてで勝ち鞍をあげています。4月下旬に初めてJRAのレースに騎乗したのにも関わらず、凄まじい好成績を残しています。
レーン騎手は素晴らしい騎手ではありますが、さすがに日本に来てすぐの若手外国人ジョッキーに日本ダービーまで初騎乗初勝利されてはまずいという雰囲気も感じますね。
となるとやはり日本人騎手によるサートゥルナーリア&レーン騎手包囲網が形成されてもおかしくないですね。
ましてやダービーの圧倒的な1番人気ですので、ただでさえプレッシャーがかかる上に包囲網も敷かれるとさすがのサートゥルナーリア&レーン騎手でもかなり厳しい戦いを強いられそうですね。
もし包囲網を避けて外を回らされた場合も、父ロードカナロアということで若干囁かれている距離不安というところも出てくるかもしれませんね。
サートゥルナーリアか強いのはわかっていますがスタートで包まれてなかなか位置を取れなかったり前を塞がれた場合や距離不安が露呈した場合、勝ち切るまで至らない可能性もあるかもしれません。
残りの2強は?
サートゥルナーリア、ヴェロックス、ダノンキングリーが3強と言われています。
サートゥルナーリア以外の2頭についても触れて行きたいと思います。
まずヴェロックス。
皐月賞は素晴らしい競馬をしていましたね。ほぼ完璧だった様に思えますが、それでもサートゥルナーリアに差されてしまったのは残念でした。ただ最後の直線でサートゥルナーリアにぶつけられていたので、あれがなければちょっとちがったのかもしれません。
この馬についてはローテーションがちょっと微妙ですね。若駒Sと若葉S、そして皐月賞と今年はすでに3走していて、1走多い様な印象を感じます。となると皐月賞からの上積みという点では他の2頭より劣るかもしれません。しかも重賞は未勝利。皐月賞2着は立派ですがそのあたりは不安ですね。
ただ距離延長という点は向くかもしれません。ジャスタウェイの距離適正はまだ掴みきれていませんが、距離が伸びて成績を伸ばしている印象もあります。更にジャスタウェイの父がハーツクライということなので、そちらから考えると2400mはドンと来いな印象です。
そしてもう1頭がダノンキングリー。
皐月賞は内をソツなく回ってきての3着でした。これと言って不利もなかった様ですし、もう少し最後の末脚が弾けても良かったのかなとも感じました。
ただ共同通信杯でアドマイヤマーズに完勝した様に力もありますし、東京コースもぴったりな気がしますね。
そしてこの馬の最大の不安は距離だと感じます。ディープインパクトに母父がアメリカ血統だと1800~2000mあたりがベストになるイメージが非常に強いですね。となると距離不安というのも十分ありそうではあります。
とは言え、3歳のこの時期なのでスローペースで末脚勝負になるとこの馬が台頭してくる可能性も十分ありえますね。
気になる穴馬は?
気になる穴馬ですが、やはりステップレースを好走してきた馬が気になりますね。
青葉賞1着のリオンリオン。
この馬が逃げそうですね。前に行けるのは日本ダービーでは歓迎できますし、レースのカギを握りそうですね。
ただ今年これで5走目というローテーションも気になりますし、鞍上が横山典騎手から横山武に乗り替わるのもややマイナスかと感じますね。
青葉賞2着ランフォザローゼス。
前目に行けそうですし、ローテーション的にも休み明けを青葉賞で叩いて上積みはありそうですね。ダイナカールとエアグルーヴの牝系や母父ディープインパクト、父キングカメハメハとかなり豪華な系統背景をしていて、ここでも通用しそうな超良血です。
不安点としてはまだまだ馬体が完成されてないところや2着続きで勝ち切れないところですね。
京都新聞杯1着からはレッドジェニアル。
前走は人気薄で鮮やかな差し切りでしたが、今年1月にデビューして既に5走しています。さすがに疲れもありそうですし、上積みは期待できないと思われますね。
京都新聞杯2着のロジャーバローズ。
スプリングSで7着に破れてしまいましたが、0.4秒差ですし、今回は最内枠なので前目前目でロスなく回れば3着くらいがあっても驚けないかもしれませんね。
ただ早い末脚が使えませんし、スローペースになったりすると全く用なしかもしれませんね。
そして皐月賞5着のクラージュゲリエ。
この馬が最大の穴馬かと思いますね。
京都2歳Sで重賞勝ちしていますし、共同通信杯でも今回人気のダノンキングリー、そしてNHKマイルカップ勝ちのアドマイヤマーズの3着に来ています。皐月賞でも今回人気の3頭、そしてアドマイヤマーズの次の5着に来ています。
共同通信杯はかなり余裕のある仕上げでしたし、ダービーを見据えたローテーションを進んでいるのも好感が持てますね。
33秒台の末脚も使えそうですし、今の馬場でもそこそこ戦えそうです。それでいてこの人気であれば狙う価値はありますね。
ちょっと騎手が定まらないのは心配ですが、今年好調の三浦騎手なら2~3着なら十分持ってきそうですね。
最後に皐月賞8着のアドマイヤジャスタ。
前走はスタートで出遅れながら、まずまず良い脚で伸びてきていました。出遅れがなければ掲示板は狙えたかもしれませんね。
ローテーション的にもここが今年3戦目とベストですし、鞍上がデムーロというのも魅力的ですね。でもやや穴人気してしまっているので、ちょっと魅力は落ちるかもしれませんね。
馬山の2019年日本ダービーの最終予想!
やはり皐月賞の上位3頭は強いと思います。
ただサートゥルナーリアがやはり1枚上かなと感じています。
2番手はヴェロックスを推したいと思います。今年の日本ダービーはそこそこ流れそうですし、川田騎手が早めに抜け出して粘り込む競馬をしてくれれば面白い様な気がしますね。切れ味勝負にならないことを祈りたいですね。
『3強並び立たず』と言われているように基本的に1頭は飛ぶと考えています。3強の中ではダノンキングリーが1番不安があると感じますので、ダノンキングリーは外していきたいと思います。
穴馬としてはクラージュゲリエ。
なぜここまで人気がないのかわからないですが、ローテーション的にも日本ダービーを意識している様な気がしますし、皐月賞5着からも実力は折り紙つきですのでこの馬にも注目したいです。
そして最後にランフォザローゼス。
血統背景もかなり魅力ですし、感覚を明けてダービーに向かってきたのが好感が持てますね。
馬山の2019年日本ダービーの買い目!
2019年日本ダービーの買い目です。
まずはサートゥルナーリアからヴェロックスの馬単ですね。基本この1点で十分かなと思います。
ただこれだけではつまらないので、ヴェロックスからクラージュゲリエとランフォザローゼスへのワイド。
ここはオッズも10倍以上になりそうなので、旨味は十分かなと思いますね。
この記事は2019年5月26日時点の情報となっています。
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