2020年エリザベス女王杯の競馬予想!
2020年11月15日に阪神競馬場で、G1・エリザベス女王杯(芝2200m)が行われます。
今日はこのG1・エリザベス女王杯の馬山的競馬予想をしていきたいと思います。
2020年エリザベス女王杯の枠順は?
2020年エリザベス女王杯の枠順は以下のように決まりました。
1枠1番 シャドウディーヴァ 内田 博幸
1枠2番 サムシングジャスト 松山 弘平
2枠3番 リュヌルージュ 団野 大成
2枠4番 ソフトフルート 福永 祐一
3枠5番 リアアメリア 川田 将雅
3枠6番 ノームコア 横山 典弘
4枠7番 ロサグラウカ 幸 英明
4枠8番 センテリュオ 戸崎 圭太
5枠9番 ウインマイティー 和田 竜二
5枠10番 カーロバンビーナ 浜中 俊
6枠11番 ラヴズオンリーユー M.デムーロ
6枠12番 ウインマリリン 横山 武史
7枠13番 サラキア 北村 友一
7枠14番 サトノガーネット 坂井 瑠星
8枠15番 ウラヌスチャーム 斎藤 新
8枠16番 ミスニューヨーク 加藤 祥太
8枠17番 エスポワール 武 豊
8枠18番 ラッキーライラック C.ルメール
想定1番人気のラッキーライラックが大外に入りました。今年は阪神内回りで行われますし、大外はマイナスになる可能性もありそうですね。
2~4番人気に支持されそうなノームコア・ラヴズオンリーユー・センテリュオあたりは中枠あたりにそれぞれ入りましたので、このあたりは枠的に有利・不利はなさそうですね。
とはオークス2・3着のウインマリリンとウインマイティー、そして秋華賞3着のソフトフルートといった3歳馬がどこまでの力を持っているのかが気になるところですね。
2020年エリザベス女王杯の予想!
それではここからはエリザベス女王杯の馬山的予想をしていきたいと思います。
馬齢別の成績!
まずは馬齢での成績のデータを見てみたいと思います。
エリザベス女王杯では牝馬3冠路線を戦ってきた3歳馬と古馬勢のどちらを評価するかというところがポイントになってくると思います。
特に牝馬は衰え始めるとガクッと成績が下がる傾向もあったりしますので、年齢というのは重要なファクターになりそうです。
- 3歳・・・(3-4-3-29)
- 4歳・・・(6-3-6-45)
- 5歳・・・(1-2-1-48)
- 6歳・・・(0-1-0-14)
- 7歳上・・・(0-0-0-7)
これを見ると3~4歳馬の成績が圧倒的に良いですね。
逆に6歳以上になるとかなり厳しくなってくる印象です。
ちなみに3歳馬はウインマリリン・ウインマイティー・ソフトフルート・ソフトフルート・リアアメリア・ミスニューヨークの5頭。
4歳馬はシャドウディーバ・サムシングジャスト・ラヴズオンリーユー・エスポワールの4頭。
3歳馬の取捨選択!
今年は上にも書いたようにウインマリリン・ウインマイティー・ソフトフルート・リアアメリア・ミスニューヨークの5頭が出走します。
牝馬3冠を達成したデアリングタクトは出走していませんし、桜花賞・オークス・秋華賞のうち2戦以上で好走した馬もいませんので、デアリングタクト以外で目立つ馬は特にいないというのが現状です。
ただここ10年でエリザベス女王杯で好走した馬はそこそこの人気を背負っていた馬で、当日の人気が7番人気以下になると全く好走できていません。
前日段階では3歳馬5頭の人気は以下のようになっています。
- ウインマリリン・・・8番人気。
- ウインマイティー・・・10番人気。
- ソフトフルート・・・6番人気。
- リアアメリア・・・7番人気。
- ミスニューヨーク・・・14番人気。
あくまでも前日段階にはなりますが、ソフトフルート・リアアメリアあたりがギリギリなのかなと感じます。
穴馬の特徴!
エリザベス女王杯はそこそこ荒れるレースでもありますが、穴馬の特徴を探してみました。
すると過去10年で6番人気以下で3着に来た馬8頭中6頭が前走が府中牝馬Sでした。
残り2頭のうち1頭は前走オールカマー、もう1頭が1000万下でした。
つまり府中牝馬S組であれば、人気がない馬でも要注意と言えそうです。
勝ち馬の特徴!
続いて勝ち馬の特徴です。
過去10年の勝ち馬の前走は3つレースとなっています。
それが府中牝馬S、秋華賞、オールカマーです。
その3つのレースで5着以内に入った馬は狙い目と言えそうです。
過去10年で外国馬で連覇をしたスノーフェアリー以外の8頭はすべてこの条件に当て嵌まっていました。
さらに秋華賞からの臨戦になる馬では、秋華賞で3着以内もしくは2番人気以内に支持されているというのも条件になります。つまりある程度の秋華賞で実力を見込まれていた、もしくは見せた馬が良さそうですね。
今年で言うと秋華賞で3着のソフトフルートですね。
リアアメリアが秋華賞2番人気になっていますが、13着と負け過ぎなのかちょっと気になりますね。
馬山の2020年エリザベス女王杯の最終予想!
では馬山の2020年エリザベス女王杯の最終予想をしていきたいと思います。
1番有力なのは前走G1・G2を走った3~4歳馬ですね。さらに勝ち馬となると前走で掲示板に載った馬と言うことになります。
ここに該当するのは、シャドウディーバ・サムシングジャスト・ソフトフルート・ノームコア・センテュリオ・ラヴズオンリーユー・サラキア・ミスニューヨーク・ラッキーライラックの9頭です。
なので本命はこのあたりから選ぶのが良さそうですね。
まずはラッキーライラック。
昨年の覇者で1番人気が想定されていますが、不安要素はかなり多そうですね。
まずは阪神内回りで大外枠。どうしても距離ロスも発生しますので不利と言えそう。
さらに今年は5歳になるので、どうしても3~4歳馬と比べると衰えがあってもおかしくない可能性があります。
G1を3勝しているので実力は間違いなくあると思いますが、不安要素を考えると勝って連覇とまではいかないんじゃないかと思います。
馬山的に気になる馬はラヴズオンリーユーです。
昨年のオークス馬で、エリザベス女王杯でも3着となっています。
この馬が気になる理由としては2つあります。
まずは騎手です。今回ラヴズオンリーユーにはM・デムーロ騎手が騎乗します。8戦の内7戦で手綱を握っているので完全なお手馬と言えそうです。そして想定1番人気のラッキーライラックも2020年に入ってからの4走はM・デムーロ騎手が手綱を握っており、こちらもお手馬と言えると思います。今回ラッキーライラックはルメール騎手に乗り代わりになりますが、これはルメール騎手にお手馬を奪われたわけではなく、M・デムーロ騎手に選ばれたのがラヴズオンリーユーと考えられるからです。
さらに1つ気になるのが、2走前になぜ鳴尾記念を使ったのかという点です。
ドバイ遠征が中止になり春はヴィクトリアマイルに出走しましたが、この後はなんとなく春は休養に入って秋へという流れを想像したり、宝塚記念あたりに参戦すると思いました。ただ実際に出走してきたのは鳴尾記念でした。
これはエリザベス女王杯を想定して、敢えて阪神内回りコースを体験させるために使ったのかと勘ぐってしまいますね。だとするとエリザベス女王杯は本気で狙っていることがよくわかります。
このあたりを妄想するとラヴズオンリーユーはかなり気になります。
ノームコアについては、こちらも5歳馬となるので年齢的な衰えは心配ですね。
2018年のエリザベス女王杯は2番人気5着ですし、最近はマイルで結果を出していた馬です。
いくら前走2000mの札幌記念を快勝したと言っても、距離は長いように感じます。
穴馬として気になるのは秋華賞組と府中牝馬S組ですね。
秋華賞組からは3着になったソフトフルートが辛うじて気になる馬と言えるかもしれません。
今年の府中牝馬Sの1~3着馬はサラキア・シャドウディーバ・サムシングジャストはいずれも人気になっていないので穴をあけるのはこの辺りかも入れません
馬山の2020年エリザベス女王杯の買い目!
2020年エリザベス女王杯の馬山の買い目です。
本命はラヴズオンリーユーでいきたいと思います。
牡馬との混合重賞の鳴尾記念でも2着ですし実力はあるはず、前走の5着はちょっと不甲斐ない感じもしますが、重馬場が影響したんだと思います。
相手は府中牝馬S1~3着のサラキア・シャドウディーバ・サムシングジャスト。
秋華賞3着ソフトフルート。
オールカマーを制したセンテュリオ。
ノームコアとラッキーライラックまで抑えます。
3連複フォーメーションで1列目はラヴズオンリーユー。
2列目はセンテュリオ・ソフトフルート・ノームコア。
3列目はセンテュリオ・ソフトフルート・ノームコア・サラキア・シャドウディーバ・サムシングジャスト・ラッキーライラック。
この15点で勝負します。
この記事は2020年11月15日時点の情報となっています。
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