2019年天皇賞(秋)の競馬予想!
2020年11月1日に東京競馬場で、G1・天皇賞(秋)(芝2000m)が行われます。
今日はこのG1・天皇賞(秋)の馬山的競馬予想をしていきたいと思います。
2020年天皇賞(秋)の枠順は?
2020年天皇賞(秋)の枠順は以下のように決まりました。
1枠 1番 ブラストワンピース 池 添
2枠 2番 カデナ 田 辺
3枠 3番 ダイワキャグニー 内田博
4枠 4番 ダノンキングリー 戸崎圭
5枠 5番 ウインブライト 松 岡
5枠 6番 フィエールマン 福 永
6枠 7番 クロノジェネシス 北村友
6枠 8番 キセキ 武 豊
7枠 9番 アーモンドアイ ルメール
7枠10番 スカーレットカラー 岩田康
8枠11番 ダノンプレミアム 川 田
8枠12番 ジナンボー Mデムーロ
圧倒的1番人気になりそうなアーモンドアイはやや外目の7枠9番に入りました。アーモンドアイは内目の枠での好走が多い気がするのでこの枠がどうでるのか気になるところです。
宝塚記念を圧勝したクロノジェネシスは6枠7番。真ん中くらいの枠なので良くも悪くもないといった感じですね。この馬はタフな馬場が得意なので、良馬場になりそうな今回どうなのかは気になるところ。
他の有力どころではフィエールマンが5枠6番と真ん中の枠。
ダノンキングリーは4枠4番。ダノンプレミアムは8枠11番。この2頭は逆の枠順だった方が良かったかもしれません。
2020年天皇賞(秋)の予想!
それではここからは天皇賞(秋)の馬山的予想をしていきたいと思います。
重要なのは距離適正!
最近の天皇賞(秋)で重要なのは距離適正です。
天皇賞(秋)は2000mという中距離で行われます。つまり2400mくらいが得意な中長距離馬と1600mあたりが得意なマイラーがぶつかり合う舞台となりやすいです。
となると1600mが得意な馬と2400mが得意な馬のどちらを上にとるかという判断になってくると思います。
最近の天皇賞(秋)ではマイルあたりに実績がある馬の成績がかなり良いとなっております。
今回のメンバーでマイルで重賞勝ちがある馬は以下の3頭。
- アーモンドアイ。
- クロノジェネシス。
- ダノンプレミアム。
いずれも実績も人気もありそうなので、普通に来てもおかしくない馬ですね。
逆に1600mの経験が少ない馬は割引かもしれません。
- ブラストワンピース。
- キセキ。
- フィエールマン。
- ジナンボー。
これらの馬はマイルの経験が全くない馬になるので、スピード決着になると少し部が悪い可能性があります。
ただキセキは天皇賞(秋)での好走経験もありますし、唯一例外として考えてもいいかもしれません。
前走レース。
今年は例年と違う点があります。それは休み明けぶっつけでこのレースに出走している馬がかなり多いということです。
そこで前走どのレースを走っていたのか、ステップレース別の成績を並べてみました。
有力な天皇賞(秋)のステップレースとしては以下の様なレースがありますね。
毎日王冠(3-3-5-42)
宝塚記念(2-3-2-16)
安田記念(1-2-0-3)
京都大賞典(1-0-0-12)
天皇賞春(0-0-1-4)
新潟記念(0-0-0-5)
中山記念(0-0-0-0)
クイーンS(0-0-0-0)
G3(0-0-0-9)
G2(7-5-7-97)
G1(3-5-3-25)
正当なステップレースでいうと毎日王冠が良さそうですね。京都大賞典組はやや苦戦気味。
あとは安田記念・宝塚記念組は休み明けぶっつけであっても侮れない存在です。
同じG1でも天皇賞(春)は距離の問題なのか休み明け期間の問題なのかちょっと苦戦傾向です。
他のレースに関してはあまりサンプルはありませんが、前走G3組からは好走馬は出ていませんし、かなり厳しいかもしれません。
やはり天皇賞(秋)ともなると格も必要になってきますね。
年齢!
かなりシンプルなところになりますが、年齢によって成績がしっかりと分かれてくるのがこの天皇賞(秋)になります。
- 3歳 (0-2-1-13)
- 4歳 (4-6-4-30)
- 5歳 (6-2-4-36)
- 6歳 (0-0-1-27)
- 7歳上(0-0-0-32)
4~5歳の馬が圧倒的な成績となっています。
やはり格が必要なレースということで、競走馬として全盛期と考えられる4~5歳の馬じゃないと通用しないレースなのかもしれません。
特に6歳以上はかなり厳しい成績になっていますね。
- カデナ。
- ダイワキャグニー。
- ウインブライト。
- キセキ。
キセキ以外は人気も下位なので厳しいかもしれませんね。
馬山の2020年天皇賞(秋)の最終予想!
上で述べたポイントを予想に考慮して考えると天皇賞(秋)は格がモノを言うレースだということがわかります。
そのため基本的には人気馬が有利で大穴はあまり来にくいレースだと思います。
ということで本命はアーモンドアイです。
前走は初めて力負けと言えるような完敗をグランアレグリアに喫してしまいましたが、あれはグランアレグリアが強かったと思います。その後グランアレグリアがスプリンターズSを勝っていることからもグランアレグリアが強いのはよくわかりますね。
アーモンドアイも5歳秋を迎えて衰えを感じるところも考えられますが、東京2000mはおそらく最も適正がある舞台だと思います。8冠目もかかっていますし、陣営はきっちり仕上げてきているはずです。
鞍上もルメールでなんの心配もありませんし、ここで嫌う必要はないはずです。
対抗はクロノジェネシス。
この馬はタフな馬場が得意なので、東京の良馬場は適正条件とは言えませんが、それでもここまで大崩れしていませんし、良馬場の大阪杯でも2着としっかりと好走しています。
4歳秋で全盛期とも思える時期なだけに軽視するわけにはいきませんね。
マイルでの好走実績もありますし、スピードも兼ね備えています。休み明けでの成績も良く、心配する要素は少ない馬だと思えます。
続いてはダノンプレミアム。
前走安田記念での大敗は気になるところですが、そもそも昨年も安田記念で大敗してから天皇賞(秋)で2着でした。
前走は流れが向かなかったこと、前々走が海外のレースだったことからもあまり状況が良くなかった可能性もあります。
5歳秋を迎えてディープインパクト産駒としては衰えも心配されますが、状態さえ良ければ昨年同様粘って2~3着もありそうです。
この馬もマイル実績はありますし、スピードはある馬ですね。
ヒモに挙げたいのがキセキ。
正直この馬は読めないところがあります。条件的にはおすすめできないポイントもたくさんありますが、力を出し切ればここでも勝ち負けしてもいいだけのレベルの実力があります。
前走もあれだけロスの多い競馬で2着。前々走の宝塚記念でも2着。まだまだ力はありそうです。
大凡走の可能性もありますが、抜群の持続力で2000mなら押し切るかもしれませんね。
そして最後にダノンキングリー。
この馬は上記の馬に比べるとちょっと実力不足なイメージもありますね。
中山記念でラッキーライラックを破っていますが、大阪杯ではリベンジされていますし、安田記念も凡走しました。そもそも昨年のマイルチャンピオンシップも5着と古馬G1ではまだ力不足感があります。
そこまで大きな馬ではないので、もしかすると58キロの斤量がダメな可能性もありますね。
とはいえ東京2000mはダノンキングリーにとって適正条件と言える舞台なので、しっかり走ってくれれば馬券内はあるかもしれません。
人気ほど信用はありませんが、念のため抑えておきたい1頭です。
馬山の2020年天皇賞(秋)の買い目!
2020年天皇賞(秋)の馬山の買い目です。
3連単でアーモンドアイを頭にします。
そして2.3着にクロノジェネシス、ダノンプレミアム、キセキ、ダノンキングリーの4頭を並べた計12点でいきます。
この記事は2020年11月1日時点の情報となっています。
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