海外や地方で活躍する女性騎手まとめ!
日本の競馬界で女性騎手と言えば藤田菜七子騎手が有名ですが、海外や地方では多くの女性騎手が活躍しています。
またこれからデビューする女性騎手もいますね。
今日は女性騎手についてお話していこうと思います。
JRA所属の藤田菜七子騎手!
まずは何といっても現在JRAに所属している唯一の女性騎手である藤田菜七子ジョッキーです。
2016年に騎手としてデビューして以来、日本中央競馬会における女性騎手記録を塗り替え続けています。
2019年には女性騎手として初めてG1にも騎乗しました(結果は5着)。
怪我さえなければ重賞の1つ2つは勝ってもおかしくないレベルの成績を残しています。
是非とも女性初の重賞制覇やG1制覇を成し遂げてもらいたいですね。
2019年は8月29日時点で27勝で関東12位・全国29位となっています。通算でも74勝を挙げています。
騎手としての実力はもちろんですが、藤田菜七子騎手はルックス的にも人気がありますね。カレンダーやグッズまで発売されていたりするので、男が多い競馬界においてアイドル的な存在になるのもわかる気がしますね。
オーストラリアのリサ騎手!
続いては海外の女性騎手ですね。
まず紹介したいのはリサ・オールプレス騎手ですね。
ニュージーランドで3度のリーディングジョッキーに輝き、通算1500勝を記録している世界でも屈指の女性ジョッキーです。
ちなみに2019年に44歳になったリサ・オールプレス騎手ですが、2018~19シーズンでニュージーランドリーディングジョッキーに輝いていて、今でもバリバリに活躍していますね。
お子さんも2人いるのにも関わらず、素晴らしい成績を残していて、ママさんジョッキーとしても活躍できることを証明してくれています。
日本にも2002年と2015年に短期免許で来日していて、JRAで通算10勝を記録しています。
藤田菜七子ジョッキーも尊敬していると答えているので、まだまだリサ・オールプレス騎手には頑張って欲しいですね。
ちなみに馬山も最近まで勘違いしていましたが、リサ・オールプレス騎手は1995年に短期免許でJRAで騎乗したリサ・クロップ騎乗とは全くの別人とのことです。
フランスのミシェル騎手!
続いてはフランスのミカエル・ミシェル騎手です。
2019年8月にワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)に出場するため初来日して、第3戦で勝利して日本でも勝ち星を記録している女性騎手です。2019年ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)では総合でも3位となっていて、その腕前は高く評価されていた様です。
フランスで2018年に72勝していて、フランスでの女性騎手年間最多勝記録を樹立しています。
2019年に24歳と、まだまだ若いのでこれからも怪我さえなければ記録を塗り替えていく可能性も十分ありますね。
来日した際には、美人過ぎるジョッキーとしてメディアで話題になった程のルックスの持ち主なのも注目ですね。
馬山的には藤田菜七子騎手と同世代ということもあるので、是非とも短期免許で日本競馬でも騎乗してほしいなと思います。
日本の地方所属の女性騎手!
今度は日本は日本でも地方競馬で活躍する主な女性騎手を紹介したいと思います。
1人目は宮下(小山)瞳騎手です。
2019年8月時点で宮下瞳騎手は名古屋競馬所属で地方競馬で通算799勝を記録しています。この記録は女性騎手最多勝記録となっています。
結婚して2011年に1度引退するも、その後2人のお子さんを出産して再び2016年に復帰しています。1度引退して復帰した女性騎手は宮下瞳騎手のみとなっています。
2019年に42歳となってもまだまだ活躍していますし、ママさん騎手としてこれからも頑張ってほしいですね。
2人目は木之前葵騎手です。
名古屋競馬を中心に活躍していて、2018年には通算300勝を記録しています。
2016年には地方重賞で初勝利するなどしっかりと結果も残しています。
2019年で26歳とまだまだ若い女性騎手なので、JRA所属の藤田菜七子騎手同様女性騎手を盛り上げていってほしいですね。
過去に活躍した女性騎手!
日本中央競馬会(JRA)には過去にも女性騎手が6名いました。
中でも花の12期と呼ばれた福永祐一騎手や和田竜二騎手の世代には、細江純子騎手・牧原(増沢)由貴子騎手・田村真来騎手の3人の女性騎手がいました。
3人のJRAの勝利数は細江純子騎手が通算14勝・田村真来騎手が通算9勝・牧原由貴子騎手が通算34勝を記録しています。
この3人の存在は確実に現在活躍している藤田菜七子騎手にも大きな影響を与えていそうですね。
海外では過去に凄い女性騎手が活躍していましたので紹介します。
まずはジュリー・クローン騎手です。アメリカで活躍した女性騎手で通算勝利数は3700勝以上で重賞も130勝以上しています。そしてなんと言ってもアメリカ最高峰のG1であるブリーダーズカップやアメリカ3冠レースの1つでも勝利しています。1990年にジャパンカップでも騎乗経験があり、日本で2勝しているのも凄いですね。ちなみにこの勝利が日本中央競馬会(JRA)での女性騎手初勝利だったそうです。
続いてシャンタル・サザーランド騎手です。
主にカナダで活躍していて、女性騎手として初めてドバイワールドカップで騎乗した経験を持っています。ルックスもかなり美人でカナダの化粧品会社の広告塔となるほど知名度が高いですね。
最後にヘイリー・ターナー騎手です。
イギリスで年間100勝を達成したり、G1の勝ち鞍があるほどの活躍を見せた騎手ですね。イギリスダービーに騎乗経験もあり、日本でもワールドオールスタージョッキーズで勝利をあげています。
日本の未来の女性騎手!
藤田菜七子騎手の活躍もあって、現在騎手学校には女性騎手候補生が複数人在籍しています。
2018年入学生には永島まなみさん・古川奈穂さん、2019年入学生には今村聖奈さんがいますね。
地方競馬の騎手学校にも女性騎手候補生は複数人いるとされていますので、今後ますます女性騎手の活躍が見れるかもしれませんね。
女性騎手に注目!
今日は色々な国や地区で活躍している女性騎手についてお話してみました。
こうして見てみると女性騎手でもしっかりと結果を出していますし、今後女性騎手の人数が増えてくれば間違いなく重賞で勝ち負けする女性騎手も出てきそうですね。
これからも女性騎手から目が離せませんね。
この記事は2019年9月3日時点の情報となっています。
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