2022年栃木SC時崎悠監督!
今日は2022年より栃木SCの監督に就任した時崎悠監督の経歴について紹介したいと思います。
さらにどんなサッカーを目指しているのかや好んでいる戦術やスタイルについても書いてみたいと思います。
時崎悠監督のプロフィール!
まずは時崎悠監督の簡単なプロフィールを紹介したいと思います。
時崎悠監督の経歴!
【トップチーム】
この度、2022シーズンより時崎悠氏が栃木SCの新監督に就任することが決定しましたのでお知らせいたします。▼詳細はこちらhttps://t.co/eXyF266RLG#栃木SC pic.twitter.com/xGyug50ByN
— 栃木SC公式 / Tochigi SC (@tochigisc) December 15, 2021
続いては時崎悠監督の経歴をまとめてみました。
時崎悠監督は元プロサッカー選手として活躍していましたので、まずは現役時代の経歴をまとめてみました。
- 福島市立蓬萊中学校。
- 作新学院高等学校。
- 1998年~2005年6月 ベルマーレ平塚 / 湘南ベルマーレ。
- 2005年6月~2006年 水戸ホーリーホック。
- 2007年~2011年 FCペラーダ福島/福島ユナイテッドFC。
現役時代は主にDFとして活躍していたようですね。
高校時代は栃木の作新学院でプレーしていたようですね。
J2で通算117試合4得点を記録しています。
サッカー選手としても豊富な経験を持っていて、FCペラーダ福島/福島ユナイテッドFC時代には選手兼任監督を務めていた経験もありますね。
続いては指導者としての経歴になります。
- 2007年・・・FCペラーダ福島(東北リーグ2部南リーグ)・選手兼監督。
- 2008年・・・日本サッカー協会B級コーチライセンス取得。
- 2008年9月~2009年・・・福島ユナイテッドFC(東北リーグ2部南リーグ)・監督代行。
- 2010年~2011年・・・福島ユナイテッドFC(東北リーグ1部)・トップチームコーチ。
- 2012年・・・福島ユナイテッドFC(東北リーグ1部)・監督。
- 2013年・・・福島ユナイテッドFC(JFL)・監督。
- 2014年・・・湘南ベルマーレユース(U-18)・コーチ。
- 2015年~2016年3月・・・湘南ベルマーレユース(U-18)・監督。
- 2016年4月~・・・湘南ベルマーレ(J1)・トップチームコーチ.
- 2017年~2018年・・・湘南ベルマーレユース(U-18)・監督。
- 2019年・・・湘南ベルマーレU-15EAST・コーチ。
- 2020年・・・福島ユナイテッドFC(J3)・トップチームヘッドコーチ。
- 2021年・・・福島ユナイテッドFC(J3)・監督。
- 2022年・・・栃木SC(J3)・監督。
2022年で43歳と指導者としては若い時崎悠監督ですが、かなり豊富な経験を持っていますね。
地域リーグ時代には選手兼任監督を経験していますし、J1・湘南ベルマーレではトップチームのコーチやユースチームを率いていた経験もあります。
二桁順位が5年連続続いていたチームがシーズン終盤まで首位争いに絡んでいたのは非常に印象深かったと感じました。
福島ユナイテッドFCはJ3でも人件費下位のチームと言われていて決して戦力的に恵まれているわけではないと思いますし、そんな中上位争いできたのはもしかすると時崎悠監督の手腕というところもあるかもしれませんね。
時崎悠監督のフォーメーションや戦術!
時崎悠監督は昨年J3・福島ユナイテッドFCでJ3・5位という成績を収めました。
J3・福島ユナイテッドFCで好んで使っていたフォーメーションは以下の2つなんじゃないかなと感じています。
- 3-4-2-1。
- 4-2-3-1。
どちらかというと3-4-2-1がメインというイメージです。
共通しているのは1トップという点ですね。
1トップを務められる選手がいるか、その選手がどのくらいの能力があるかというのはポイントになるかもしれません。
戦術を見てみると前から早めにプレスをかけていき、ショートカウンターを狙うといった戦術を好んでいるんじゃないかなと思います。
なのでボールを回してポゼッションを高めるというよりは、奪ったら早めに前へ前へという素早い攻撃が多いですね。
時崎悠監督の戦術でカギになる選手は?
それでは時崎悠監督の下で栃木SCの鍵となりそうな選手を考えてみました。
ほとんど馬山の勝手な考えなので参考程度に見てください。
馬山の勝手な予想ではありますが、時崎悠監督がエメル・トカチ選手を指名して栃木SCに引き抜いたという可能性はかなり高いと思います。
つまりそれだけ時崎悠監督がエメル・トカチ選手の能力を評価していて、自分のサッカーを実現するのに適していると考えているのではないかと思います。
エメル・トカチ選手はFW登録になってはいますが、シャドーストライカー的な1.5列目だったりトップ下なんかもできる選手です。フィニッシャーとしても優秀ですが、中盤から前線にボールを運ぶ役割もできると思います。
エメル・トカチ選手の活躍というのは、時崎悠監督にとってかなり重要なんじゃないかなと思います。
エメル・トカチ選手については記事を書いているので是非読んでみてください。
上でも書きましたが、時崎悠監督は1トップを好んで使っています。
栃木SCで1トップをできそうなFWというと思い浮かぶのが矢野選手だと思います。37歳の大ベテランで187㎝という高身長を武器に体を張ったプレイが持ち味の選手です。
2020年は7得点でしたが、2021年は4得点と得点力にはやや不安が残ります。
そこに2022年新加入してきたのが瀬沼選手です。185㎝という高身長で1トップに適したプレイヤーだと思います。
2021年は同じJ2・ツエーゲン金沢で6得点と矢野選手と比べてめちゃくちゃ得点力が高いわけではありませんが、矢野選手からレギュラーを奪うことができれば2021年以上の活躍をしてくれるのではないかと思います。
それによって矢野選手と瀬沼選手の間に良い競争心が生まれることも期待したいですね。
2021年キャプテンであり、DFリーダー、そして8得点でチームトップスコアラーとなった柳選手が岡山に移籍してしまったため、その穴を埋める必要があります。
3人とも身長が高くフィジカルが強いのでセットプレーからの得点が期待できますね。
特にカルロス・グティエレス選手・三国ケネディエブス選手は190cm越えの身長があり、J2では屈指の高さを持っているのではないかと考えています。
カルロス・グティエレス選手・三国ケネディエブス選手はアビスパ福岡で元々チームだったこともあるのである程度お互いの特徴も知っていると思いますので、連携も上手く行くのではないかと考えています。
大谷尚輝選手も愛媛FCや町田ゼルビア等でJ2の出場経験がしっかりある選手です。
抜けた柳選手の穴は栃木SCにとってとても大きいですが、この3人が既存の選手からレギュラーを奪い持ち味を生かせることができれば十分戦えると思いますし、場合によってはJ2屈指の高さやフィジカルを持ったDFラインになるんじゃないかと期待しています。
ほとんどが今季から加入の選手にはなってしまいましたが、こういった新加入選手が既存の選手を脅かすことで相乗効果が生まれたり、新たなコンビネーションが生まれたりというところに是非是非注目してみたいところですし、そこをどう上手く新監督である時崎悠監督がコントロールしていくのか注目ですね。
2022年栃木SC・時崎悠監督に注目!
今日は2022年より栃木SCの監督に就任した時崎悠監督の経歴について紹介してみました。
補足にはなってしまいますが、実は時崎悠監督は栃木となかなか深い結び付きを感じてしまう方でもあります。
それは以下の3点ですね。
- 高校が栃木の作新学院。
- 誕生日が栃木県民の日。(6月15日)
- 栃木SCマスコットがトッキー。(時崎悠監督もあだ名がトッキー?)
勝手な妄想ですが、これらを考えると栃木SCの監督になるのはもはや運命的なのではないかと思ってしまいました。
さらに前監督である田坂さんが掲げていた走るサッカーだったり、前からそして縦に早いサッカーをそのまま引き継いでいけそうな雰囲気を時崎悠監督には感じます。
前監督である田坂さんも栃木SC監督に就任する直前にJ3・福島ユナイテッドFCの監督を2年務めていましたが、最高順位は10位。J2・栃木SCで指揮を執った3年間の最高順位も10位でした。
時崎悠監督はJ3・福島ユナイテッドFCで5位という成績を収めています。簡単ではないと思いますが、是非この5位という成績を目指して頑張ってほしいなと考えています。
皆さんも2022年の栃木SC、そして時崎悠監督の采配・戦術に注目してみてくださいね。
この記事は2022年1月18日時点の情報となっています。
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