DELLの4Kモニター『S2722QC』!
DELLの4Kモニター『S2722QC』が発表されました。
今日はDELLの4Kモニター『S2722QC』の機能や仕様を詳しく調べてみたいと思います。
DELLの4Kモニター『S2722QC』が発売!
大手パソコンメーカーの『DELL』が27インチ4Kモニター『S2722QC』を9月4日に発売すると発表しました。
型番から見ると『S2721Q』や『S2721QS』や『S2721QR』の後継機種といえそうですが、機能面からすると『U2720Q』や『U2720QM』の後継機種とも言えそうです。
『S2721QS』は27インチ4Kモニターで機能面はシンプルなモデルとなっていますが、約35000~45000円程で購入することができるコスパの良いモニターで人気を集めていました。
また『U2720Q』も同じく27インチ4Kモニターですが、最大90Wの電源供給ができるUSB-C端子やデータ転送ができるUSB Type-Aポート、そして『DisplayHDR 400』に対応と様々な機能が搭載されたハイスペックモニターとしてこちらも人気でした。ただお値段はちょっと高めで約60000~65000円程ですね。
これらを考えると、今回発売される『S2722QC』は『S2721Q』と『U2720Q』の中間にあたるような位置付けのモニターと言えそうですね。
ここからは27インチ4Kモニター『S2722QC』の機能やスペック、仕様について書いてみたいと思います。
『S2722QC』の主なスペックは?
DELL『S2722QC』の基本スペックを以下に簡単にまとめてみました。
- 画面サイズは27インチ。
- IPS非光沢パネル。
- 3840×2160(最大60Hz)。
- 応答速度4ms。
- アスペクト比16:9。
- コントラスト比1000:1。
- 輝度350cd/㎡。
- 色深度1億700万色 。
- 色域sRGB99%。
- スピーカー内蔵(デュアル3W)。
- AMD FreeSync。
- VESAマウントあり。
- 接続端子・・・HDMIx2・USBType-Cx1・USB 3.2×2・オーディオジャック。
- 最大65Wまでの給電が可能なUSBType-C搭載。
- USB 3.0のダウンストリームポートも2基搭載。Hub機能あり。
- 縦横回転・高さ・傾き 調整あり。
- AMD FreeSync機能搭載。
- 高さ400.1mm×510.1mm×幅611.6mm×奥行174.7mm。
- 重さ4.7kg。(スタンド部分含まず)・5.37 kg。
- Amazon価格は約50000円。(公式サイトではクーポン使用で約43000円でした。)
ざっとスペックを見るだけでもかなり多機能なモニターだとわかりますね。
多機能で性能もしっかりしていそうなので、どんな使い方にでも対応できそうだと感じます。
ここからはDELL『S2722QC』の機能について、良いところといまいちなところを書いていきたいと思います。
『S2722QC』の良いポイント!
まずDELL『S2722QC』の良いポイントを以下にまとめてみました。
DELL『S2722QC』は4K解像度なので画質がとても綺麗なモニターです。さらにIPSパネルなので、色味や発色も鮮やかで画質を重視する方にはおすすめです。
輝度350cd/㎡で色域sRGB99%とこの辺りも特に問題ないスペックになっています。
最高の画質とまでは言えませんが、たいていの人は満足できるレベルの画質だと思われます。
応答速度4msとゲームでも問題ないレベルになっています。
リフレッシュレートが60HzなのでパソコンでゴリゴリのFPSゲームを楽しみたい人には向きませんが、綺麗な画質でゲームの没入感を高めたい人やPS4やSwitch等でライトにゲームをやりたい方にもおすすめです。
接続端子が多いのもこのDELL『S2722QC』の魅力ですね。
HDMI2.0が2つ、USBType-Cと3つのインターフェースがありますし、USB 3.2×2・オーディオジャックも搭載しています。
これだけの接続端子があれば、不満に思う人はまずいないと思いますね。
DELL『S2722QC』には、デュアル3W内蔵スピーカーが搭載されています。
モニター内蔵なので音質にはあまり期待はできないかもしれませんが、スピーカーやイヤホン等を別途用意しなくても使用できるのは嬉しいポイントですね。
スタンドの調節機能が優れているのも嬉しいポイントです。
縦横回転・高さ・傾きの調整機能があるので、モニターアームなしでも位置の調節が自由にすることができます。
65Wまでの給電が可能なUSBType-C搭載しているので、PCにUSBType-C接続をするとPCに給電しながら使うことができます。
PCに電源ケーブルを接続する必要がなくなるため、デスク周りがすっきりとするのはかなり嬉しいポイントだと思います。
『S2722QC』の残念ポイント!
次にDELL『S2722QC』の残念ポイントを以下にまとめてみました。
モニターの性能を表す基準の1つに『DisplayHDR』という規格があります。
この『DisplayHDR』に対応していると、モニターとして綺麗な映像を映し出す性能が良いと言って良いモニターになると思います。
この『DisplayHDR』にDELL『S2722QC』は残念ながら対応していません。
もちろん『DisplayHDR』に対応していなくても、4K解像度や輝度350cd/㎡、IPSパネルという性能があるので、一般的にはかなり綺麗な映像を映し出してくれる優秀なモニターではあります。
ただモニターの中で最高クラスの映像を楽しみたい、映像の綺麗さにはとことんこだわりたいという人は『DisplayHDR』に対応したモニターを他に探すことをおすすめしたいですね。
DELLの4Kモニター『S2722QC』に注目!
今日はDELLの4Kモニター『S2722QC』の機能や仕様を詳しく調べてみました。
今日紹介した『S2722QC』は、現在まで販売されていた『S2721Q』と『U2720Q』の中間にあたるような位置付けのモニターと言えそうです。
『S2721Q』も『U2720Q』の2機種は在庫が品薄になるくらい非常に人気があるモデルでした。
なのでおそらく『S2722QC』も同様にかなり人気を集める機種になるのではないかと思います。
特に65Wまでの給電が可能なUSBType-C搭載していることで、USBType-C搭載のパソコンとかなり相性の良いモニターと言えそうです。
USBType-C搭載していて、給電しながら映像出力かわできるパソコンを持っている方であれば買って損しないモニターだと感じますね。
その他の機能もとても盛り沢山ですし、映像も4KでIPSパネルということで非常に素晴らしい性能だと思います。
クリエイターや写真が好きで色再現性にこだわりがある、映像の美しさをとことん追求したいって方でなければ、『S2722QC』は最適なモデルと言えそうです。
メーカーとしてもDELLのモニターは安心感や信用度がとても高いので、馬山としてもめっちゃくちゃおすすめです。馬山は前モデルとも言える『S2721Q』を購入して使用していますが、映像はかなり綺麗ですし満足度とコスパはかなり高かったです。
皆さんもDELLの4Kモニター『S2722QC』に注目してみてください。
用途さえマッチすれば、間違いの少ないモニターだと思います。
この記事は2021年8月27日時点の情報となっています。
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