ハイセンスのサウンドバー!
今日はハイセンスのサウンドバー『HS512』と『HS210』についてお話していきたいと思います。
東芝の『REGZA』を傘下に納めてテレビの販売シェアを伸ばしているハイセンスがサウンドバーも発売したので注目です。
ハイセンスってどんなメーカー?
『ハイセンス』というメーカーについて紹介してみたいと思います。
『ハイセンス』は中国の家電メーカーですね。
前身となる会社は1969年に創業していて、比較的しっかりとした歴史のある企業です。1970年にはブラウン管のテレビを手掛け始める等テレビ事業も50年近く前からやっているメーカーです。長年テレビを生産販売しているというところはハイセンスのテレビを買うのに非常に好感が持てますね。
2015年には世界の企業別のテレビシェアで『LG』・『SAMSUNG』・『SONY』に次ぐ世界4位になっていますし、世界的に見てもハイセンスのテレビは売れていると言って良いですね。
2017年には日本の東芝のテレビ部門(東芝映像ソリューション)を買収したため、現在東芝のテレビとハイセンスのテレビは同じグループの商品ということになります。
これまでのハイセンスというと簡単な機能で非常に安価な冷蔵庫や洗濯機、テレビを発売しているメーカーというイメージを持っている人が多いと思います。実際馬山もそうでした。
ただ2017年に東芝のテレビ部門を傘下に収めたことで急激に日本でのテレビ事業に力を入れている感じを受けます。買収から約3年で徐々に東芝の技術を吸収して、品質を上げている様な気もしますし、ハイセンスのテレビには大注目だと思いますね。
実際に2019年発売したハイセンスの『E6800』シリーズや『U7E』シリーズは低価格でコスパが良いとかなり人気になっていましたし、2020年5月に発売された『U8F』シリーズや『U7F』シリーズもコスパに優れていて人気を集めています。
ハイセンスのテレビに関しては過去に多くの記事を書いていますので良かったら見てください。
そしてテレビの販売シェアを伸ばしたことで音質面でも高いクオリティを保つために、ハイセンスからサウンドバーも2019年に発売されました。
テレビの画質面ではかなりの技術の向上が見られるだけに音質をこのサウンドバーでどこまで高められるのか注目が集まるところですね。
ハイセンスのサウンドバー『HS512』!
2019年10月に発売したハイセンスのサウンドバーは2種類あります。
まずは上位機種となる『HS512』を紹介していきたいと思います。
最初の数字はサラウンドスピーカー(フロント、センター、サラウンドなど)の数、2つ目の数字は超低音域のみを担当して再生するサブウーファーの数、そして最後の数は、天井などに設置して上方向から再生音を出すスピーカ(ハイトスピーカー)の数です。
詳しく書くと『HS512』はスピーカーの数が5つ、サブウーファーの数が1つ、上からの再生音を出すスピーカーの数が2つということになります。
『HS512』の特徴としてハイトスピーカーを2つ搭載していて、天井に音を反射させることでオーバーヘッドサウンドを出力可能です。
Dolby Atmosにもしっかりと対応しており、ハイトスピーカーも活用する事で、前後左右に加え、頭上からもサウンドが聞こえますね。まさに音に包まれるという感覚を味わうことができます。
主な仕様は以下の通りです。
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『DOLBY ATMOS』対応。
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『DTS:X』対応。
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最大出力はサウンドバー200W、サブウーファー180W。
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2HDMI入力/1HDMI出力(ARC)
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光デジタル/同軸デジタル/USB/AUX
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Bluetooth対応。
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5つのサウンドモードを搭載(Movie/Music/Sport/News/Night)。
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ハイトスピーカー搭載。
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壁掛け設置対応。
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外形寸法はサウンドバーが1200×110×73mm、サブウーファーが240×240×420mm。
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重さはサウンドバーが4kg、サブウーファーが5.25kg。
なんと言っても5.1.2chが『HS512』だけで簡単に楽しめるのは素晴らしいですね。
最大出力もサウンドバー200W、サブウーファー180Wで合わせて380Wとめちゃくちゃパワフルです。
これだけの機能や性能を持ちながら、お値段が約50000円ということで、臨場感を感じる音を味わいたいけどサウンドバーや音のことは詳しくわからないという人にはぴったりですね。『HS512』を用意するだけでかなりの臨場感溢れる音を楽しめると思います。
もちろん音質重視の方はAVアンプとスピーカーを別々に購入するのがおすすめですが、設置や設定に手間がかかりますしお値段もかなり高くなってしまいます。
コスパ良く、設置や設定も簡単に臨場感のある良い音を楽しみたい場合には間違いなくおすすめしたい機種が『HS512』ですね。
ハイセンスのサウンドバー『HS210』!
続いて下位機種となる『HS210』を紹介していきたいと思います。
つまり『HS210』はスピーカーの数が2つ、サブウーファーの数が1つという構成になっていることになります。
下位機種でありながら、サウンドバーとは別に単体のワイヤレス接続可能なサブウーファーがあるというのはなかなか素晴らしいと思います。
主な仕様は以下の通りです。
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『DOLBY Digital』対応。
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最大出力はサウンドバー40W、サブウーファー60W。
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1HDMI出力(ARC)
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光デジタル/同軸デジタル/USB/AUX
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Bluetooth対応。
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3つのサウンドモードを搭載(Movie/Music/News)。
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外形寸法はサウンドバーが980×75×55mm、サブウーファーが210×248×325mm。
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重さはサウンドバーが1.9kg、サブウーファーが4.8kg。
エントリークラスとなる機種にも関わらず、ワイヤレス接続ができる単体サブウーファーが付いているのはかなり素晴らしいと思います。
サブウーファーがあるということでサウンドバーだけの機種よりもしっかりとした低音が期待出来そうですし、映画を見る際にはこの低音がとても迫力を出してくれると思うので映画を見るのが好きな方にはぴったりかと思います。
このサウンドバーとサブウーファーがセットという構成にも関わらず、約2万円で買えてしまうコスパの高さはなかなか他にないのではないかと思います。
そんなにサウンドバーにお金は掛けられないけど、迫力ある音で映画を見たいとかクリアな音で音楽を聴きたいなんて人にはめちゃくちゃぴったりだと思います。
2020年にはサブウーファー内蔵のコンパクトなサウンドバーが新たに発売されました。記事にしていますので良かったらみてください。
ハイセンスのテレビのユーザーにオススメ!
ここ数年ハイセンスの4Kテレビが人気を集めていて、日本でのシェアを伸ばしています。
2020年5月にも『U8F』シリーズと『U7F』シリーズが発売されて、早くも人気ランキング上位に位置しています。
ということはハイセンスのテレビをここ数年で購入して使用している人やこれからハイセンスのテレビを購入しようかと考えている人も多いと思います。
最近のテレビは薄型化が進んでいて、非常にスタイリッシュなデザインになっている替わりに音が犠牲になっている傾向になります。
ハイセンスも一部のモデルはフロントスピーカーを搭載していたりして、音にもこだわりを持って作り込まれていると思います。実際にハイセンスのテレビの音質は他の大手メーカーと比べても比較的良いと評価している人も多いです。
馬山としても『U8F』シリーズや『U7E』シリーズ等は、テレビのスピーカーとしてはなかなか優秀だと思います。
ただやはりテレビに内蔵されているスピーカーだと一部の高価格帯のモデルを除いて、出力だったりを見ると物足りなさを感じます。
サウンドバーやシアターバーを見てみると『ヤマハ』や『SONY』、『BOSE』、『DENON』といったところが有名です。
もちろんそういったメーカーもありなのですが、ハイセンスのコスパの良さはそれらと比べてもなかなか高いと思います。
何より同じハイセンスのメーカーの製品ですので、相性問題だったりを気にすることなく使えるというのはハイセンステレビのユーザーには大きいですね。
ハイセンスのテレビはお値段も手頃で他の大手メーカーよりもお安くなっていることが多いので、その分の価格差で音質をサウンドバー強化してあげるというのとありかと思いますね。
ハイセンスのサウンドバーはおすすめ!
今日はハイセンスのサウンドバー『HS512』と『HS210』についてお話してみました。
ハイセンスのサウンドバーは現在2種類発売されていますが、『HS512』は本当に機能や性能が素晴らしく、他メーカーの機種と比べてもコスパも良くめちゃくちゃおすすめです。
もちろん音は好みがあったりする場合が多いですし、コスパが良いと言ってもお値段は50000円を超えてくるのでよく検討することをおすすめします。
ただお値段が気になるという日との場合は『HS210』も検討対象に入ってくること思うのでこちらも合わせておすすめしたいです。
特にハイセンステレビのユーザーには是非とも1度検討してもらいたい機種だと感じます。
2020年にはサブウーファー内蔵のコンパクトなサウンドバーが新たに発売されました。記事にしていますので良かったらみてください。
この記事は2020年6月13日に書かれた記事です。
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