おすすめコンパクトデスクトップパソコン!
コンパクトながら性能やコスパの良いデスクトップパソコンがかなり人気になっています。
今日はコンパクトで性能も良く、更にコスパも最強なデスクトップパソコンを紹介してみたいと思います。
コンパクトデスクトップパソコンが人気!
少し前はモニターと一体型になっているデスクトップパソコンが人気でしたが、近年はコンパクトデスクトップパソコンが非常に人気を集めています。
モニター一体型パソコンやコンパクトデスクトップパソコンが人気になっている大きな理由の1つが省スペースでも使えたり、見た目がすっきりするということだと思います。
コンパクトになると、搭載されるCPUやAPUがノートパソコン用のモノになってしまい通常のデスクトップパソコンの性能からは劣ることが多くありました。
ただ最近人気のコンパクトデスクトップパソコンには、省電力なCPUやAPUではありますが、しっかりとデスクトップパソコン用のCPUやAPUが搭載されていて、性能という面でもかなり向上しています。
コンパクトなので、グラフィックボードを搭載したりすることは難しく、高いゲーミング性能は期待できませんが、軽いゲームであれば十分楽しむことができますし、通常のネット検索や動画視聴、事務用途に使用するには余りある性能を持っています。
まさにパソコンをそこまで使わないライトユーザーにはピッタリなおすすめなパソコンと言えますね。
コンパクトデスクトップパソコンのメリット!
ではもう少し詳しくコンパクトデスクトップパソコンのメリットについてお話してみたいと思います。
コンパクトで省スペースで利用可能!
なんと言っても最大のメリットであり、特徴はそのコンパクトさだと思います。
デスクトップパソコンには、フルタワーやミドルタワー、ミニタワー、スリムなど様々な大きさが存在しますが、それらと比べてもかなりコンパクトです。
モニターの後ろのVESAマウントに取り付けられるモノのあり、取り付けるとまるでモニター一体型パソコンの用に使うこともできます。
コンパクトであまり目立たないので、リビングに置いても気になりにくいですし、狭いデスクなどでもそこまで置き場所を気にする必要はありません。
コンパクトであるというだけで、かなり設置場所の選択肢が増えたりもするので、かなり大きなメリットの1つと言えそうですね。
軽くて持ち運びも簡単!
大きさがコンパクトであるのとやや似ていますが、非常に軽量であることもメリットとして挙げられます。
種類にもよりますが、1~1.5キロ程しかないので驚くほど軽いです。
当然持ち運びも便利なので、置き場所を変えたり、モニターさえ別に準備してあれば職場と家とで利用することも可能です。
もちろん持ち運びするのであれば、ノートパソコンの方が良いですし、基本的にデスクトップパソコンは移動しないとは思いますが、軽いというのは意外にメリットだと思います。
性能が意外と高い!
上の方でもちょっと話しましたが、以前のコンパクトデスクトップパソコンにはノートパソコン用のCPUやAPUが搭載されている場合が多く、デスクトップパソコンでありながら実質中身はノートパソコンという製品が多かったと思います。
ただ最近では省電力型ではありますが、しっかりとデスクトップパソコン用のCPUやAPUが搭載されたモデルが人気になっています。
コンパクトで軽量でありながらしっかりとした性能も兼ね備えているというのは驚きですし、魅力的だと思います。
コスパが良い!
コンパクトで軽量ながら性能もしっかりしているとなると気になるのはお値段になってくると思いますが、意外とコスパも良いというのがコンパクトデスクトップパソコンのメリットとなっています。
モデルや性能にもよりますが、最安クラスだと3万円台から購入は可能ですし、それなりの性能のモデルでも4万5000円程、ハイスペックでも6万程で買えてしまいます。
正直お値段的にはパソコンに対して大きなこだわりがない人であれば、最高のコスパと言えるかもしれませんね。
コンパクトデスクトップパソコンのデメリット!
続いてはコンパクトデスクトップパソコンのデメリットをいくつか挙げてみたいと思います。
拡張性が乏しい!
パソコン好きであれば自分でパーツを入れ替えてスペックアップをしたりすることもあると思います。
コンパクトデスクトップパソコンはそもそも筐体が小さいので新たにパーツを組み込むというのが非常に難しくなっています。
モデルによってはストレージを拡張できたり、メモリを交換することもできますが、大きくパーツを組み換えるというのはできないことが多いです。
自分でパソコンパーツの交換したい、パソコンをいじりたいという方にはあまりおすすめできません。
グラフィックボードが搭載できない!
最近人気を集めているのがゲーミングパソコンですが、ゲーミングパソコンに必須とも言えるグラフィックボードがコンパクトデスクトップパソコンには搭載できません。
グラフィックボードは大きな筐体じゃないと組み込むことが難しいのが理由ですね。
パソコンに詳しい方であれば、外付けでグラフィックボードを取り付けるとこともできますが、正直コンパクトデスクトップパソコンでそこまでやるのであれば普通にゲーミングパソコンを購入した方が良いと思いますね。
ただ軽い目なゲームや設定を落としても良いということであれば、意外とコンパクトデスクトップパソコンでも楽しめることもあるのでそこは良く確認してみた方が良いかもしれませんね。
おすすめのコンパクトデスクトップパソコン!
それではここからは馬山がおすすめするコンパクトデスクトップパソコンを紹介したいと思います。
おすすめとなるのは2つのモデルでどちらも大手メーカーのモデルになります。
超有名なモデル2種類なので、知ってる人は多いと思いますがめちゃくちゃおすすめなので是非チェックしてみてください。
Lenovo『ThinkCentre M75q Tiny Gen2』!
コンパクトなデスクトップパソコンと言えばこれ!というくらい有名なモデルです。
大手パソコンメーカーのLenovoから発売されているモデルなので安心感も高いですね。
AMDのRyzen4000番台のAPUを搭載しているモデルで、以下のAPUから選ぶことができます。
- Ryzen 3 PRO 4350GE。
- Ryzen 5 PRO 4650GE。
- Ryzen 7 PRO 4750GE。
どれも性能としてはかなり高く、一番下の『Ryzen 3 PRO 4350GE』でさえ4コア8スレッドを有していて、『Core i5 9600K』と同等の性能を持っています。
『Ryzen 7 PRO 4750GE』では、8コア16スレッドを有していて、『Core i5 11600K』と同等の性能があります。
インターフェースも充実しています。
- HDMI端子
- DisplayPort
- VGA
- USB 3.1 Gen2
- USB 3.1 Gen1×2
- USB Type-C 3.1 Gen2(外部へ給電/データ転送機能に対応)
- USB2.0
- コンボジャック
さらにカスタマイズで増やすこともできるので、インターフェースで困ることは少ないと思います。
パーツ構成にもよりますが、お値段も最安で以下のようになっていてコスパ最強となっています。
- Ryzen 3 PRO 4350GE・・・約5万円。
- Ryzen 5 PRO 4650GE・・・約6万円。
- Ryzen 7 PRO 4750GE・・・約6万5000円。
需要が多いためか、品切れだったり、発売当初よりやや値段が値上がりしているようなので少し落ち着くの待つのもありかもしれませんが、それでも十分コスパは高いと感じます。
HP『ProDesk 405 G6 DM』!
続いて紹介するモデルは、大手パソコンメーカーのHPが発売している『ProDesk 405 G6 DM』です。
こちらのモデルも大手パソコンメーカーHPの製品なので、安心感はかなり高いですね。
こちらもAMDのRyzen4000番台のAPUを搭載しているモデルで『Ryzen 3 PRO 4350GE』が搭載されています。
こちらのインターフェースも充実しています。
- HDMI 1.4。
- DisplayPort 1.4。
- USB 3.2 Gen 2(Type-C)
- USB 3.2 Gen 2(Type-A)
- USB 3.2 Gen 1(Type-A)×3
- USB 3.2 Gen 2 (Type-C) 画面表示・電源供給
- USB2.0(Type-A)×2
- コンボジャック
Lenovo『ThinkCentre M75q Tiny Gen2』以上に充実したインターフェースといえますね。
画像出力も3画面できるようになっていますし、インターフェースで不満はないと思います。
お値段としてもかなりお安くなっていて、『Ryzen 3 PRO 4350GE』ではありますが約4万5000円で購入することができます。
通常のネット検索や動画視聴、事務用途に使用するくらいの使い方であれば、『Ryzen 3 PRO 4350GE』でも十分過ぎる性能になっているので、パソコンライトユーザーの方には是非おすすめしたいです。
コンパクトデスクトップパソコンに注目!
今日はコンパクトで性能も良く、更にコスパも最強なデスクトップパソコンを紹介してみました。
紹介したLenovo『ThinkCentre M75q Tiny Gen2』とHP『ProDesk 405 G6 DM』はどちらもコンパクトデスクトップパソコンでありながら非常に性能も良く、完成度の高いモデルとなっています。
Lenovo『ThinkCentre M75q Tiny Gen2』の方がAPUの選択ができるので、自分の用途や予算に合わせることができるので購入しやすいかもしれません。
『Ryzen 3 PRO 4350GE』でも問題ないという方は、HP『ProDesk 405 G6 DM』方がお値段も安い上に有線マウスやキーボード、無線LANやBluetooth等もしっかり搭載されていて、なおかつインターフェースも更に充実しているので、こちらを選択すると良いと思います。
どちらの機種もストレージを追加することやメモリの交換等は想定されて作られているので、初心者でも比較的簡単にストレージの追加やメモリの交換ができるようになっています。
Amazon等でパーツさえ手に入れればちょっとしたスペックアップをすることができるのも非常に嬉しいですね。
そういった意味ではコンパクトデスクトップパソコンでありながら、それなりの拡張性を兼ね備えていると言えますね。
SSDでストレージを増やしつつ、メモリを8GBから16GBや32GBへパワーアップさせるのがおすすめですね。
とにかくがっつりゲームを楽しみたい、動画編集をさくさくやりたいというグラフィックボードを必要とする作業を以外をする場合であれば、とても快適に動作してくれるのでおすすめですね。
もしコンパクトデスクトップパソコンに興味がある方はチェックしてみてください。
この記事は2021年7月29日時点の情報となっています。
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