1万円台前半で買えるノイキャンあり全部入りの完全ワイヤレスイヤホン!
以前は高額だったノイズキャンセリング機能や外音取り込み機能が搭載された完全ワイヤレスイヤホンですが、お値段もだいぶお安くなっている印象があります。
今日は1万円台前半で買えるノイキャンありの全部入りの完全ワイヤレスイヤホンを紹介したいと思います。
完全ワイヤレスイヤホンの進化が止まらない!
近年完全ワイヤレスイヤホンの進化が凄いですね。
有線に比べて劣ると言われていた音質もどんどん良くなっていますし、街中で通信が途切れがちとされていた接続性もかなり改善してきています。
そしてここ1~2年はノイズキャンセリング機能や外音機能を搭載した完全ワイヤレスイヤホンも増えて、値段も少しずつ買いやすい価格帯になってきていて、選択肢がぐっと広まった印象もあります。
アプリにも対応していて、機能面でもかなり充実しています。
大手家電メーカーや音響メーカーはもちろんですが、新規参入してきているメーカーも多く、新しいモデルがどんどん発売されていて、とても活気のあるカテゴリーなんじゃないかと思います。
全部入りの完全ワイヤレスイヤホン!
進歩が著しい完全ワイヤレスイヤホンですが、その中でも全部入り完全ワイヤレスイヤホンと呼ばれるモデルが人気を集めています。
全部入り完全ワイヤレスイヤホンの定義は特に決まってはいませんが、馬山的には以下の3つの機能を搭載しているモデルだと感じています。
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ノイズキャンセリング機能搭載。
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外音取り込み機能搭載。
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アプリに対応。
これを全て満たしている完全ワイヤレスイヤホンが全部入りと呼べるんじゃないかと思いますね。
以前はこれらの機能が搭載されている全部入り完全ワイヤレスイヤホンのお値段は約30000円近くする高価格帯のモデルがほとんどでしたが、最近では1万円台前半で買える全部入り完全ワイヤレスイヤホンも少しずつ見られるようになってきました。
ただいくら安くても音質や機能性が悪くて使いにくいということがあると困りまるので、どんなところに気を付けて完全ワイヤレスイヤホンを選ぶべきなのかを考えないといけませんね。
完全ワイヤレスイヤホンの選び方!
次に完全ワイヤレスイヤホンの選び方ですね。
完全ワイヤレスイヤホンを購入する際にチェックしたいのは以下の項目ですね。
なので、自分はどのポイントを一番重要視するのか、妥協できるポイントはどこなのかをよく考えると良いと思いますね。
音質!
ここはイヤホンである以上基本中の基本ですね。
多くの人にとって最重要ポイントとも言えると思います。
ただ音質といっても、低音を押し出したパワフルな音質なのかそれともバランスの良いフラットな音質なのかなど、そのイヤホンによって特徴もあったりするので、自分が求める音質のイヤホンを選択するのは大切だと思われますね。
ノイズキャンセリング・外音取り込み機能!
高価格の完全ワイヤレスイヤホンにはノイズキャンセリング機能や外音取り込み機能が搭載されていることが多いです。
なくてはいけない機能ではありませんが、あると便利ですし、この機能を重要視する方が最近では増えていますね。
各メーカーが力を入れている機能だと思いますので、この機能が充実しているということは付加価値としては大切なポイントなんじゃないかと思われますね。
アプリ対応!
多くの完全ワイヤレスイヤホンは専用のアプリが用意されていますが、メーカーによってアプリでできることがかなり違います。
アプリによっては、細かく操作をカスタマイズ出来たり、イコライザ機能を用いて自分好みの音質に調整することもできます。
多機能な完全ワイヤレスイヤホンを求めている人や使い勝手を求めるのであれば、アプリの使いやすさというところも重要になりそうです。
接続の安定性や遅延!
完全ワイヤレスイヤホンは無線での接続になるので、どうしても接続の安定性や遅延といったところがネックになることがあります。
特に人混みだったり、電波を出す機器の近くの場合には、接続が途切れやすかったりすることがあります。
また動画やゲームをやるには遅延というところもネックになることもあります。
基本的な使い方という意味ではここがしっかりしていないと使いモノにならないので、ある意味最も大切な部分だと思います。
操作性!
アプリやスマートフォンを使わなくても、イヤホンだけで色々な操作を行うことができるか、操作しやすいかどうかで、そのイヤホンの使い勝手が左右されると感じますね。
いくらいい機能や性能があっても、操作性が良くないと普段使っていてストレスになるということもありえます。
ノイズキャンセリングオンオフや外音取り込み機能オンオフ、曲送り戻し、音量上げ下げ等の操作がイヤホンだけで操作が出来るのかどうかというのは確認しておいた方が良いかもしれませんね。
デザインと価格!
デザインは人によって重要視する度合いは変わってきそうですが、完全ワイヤレスイヤホンもファッションやステータスの一部と捉えるのであればとても大切なポイントですね。
そして価格も重要ですね。
コスパの良いモデルなのかどうかというのは、やはり気になるポイントだと思いますのでここも重要です。
1万円台前半で買えるおすすめの全部入り完全ワイヤレスイヤホン!
ではここからは1万円台前半で買える全部入り完全ワイヤレスイヤホンを紹介していこうと思います。
Anker『Soundcore Liberty Air 2 Pro』!
まず最初に紹介するのは、Anker『Soundcore Liberty Air 2 Pro』です。
Ankerはモバイルバッテリーや充電器でとても有名なメーカーですが、スピーカーやイヤホン、ヘッドホン等も多く発売していて、とても評価が高いメーカーですね。
ここからは各項目について、簡単に紹介していきたいと思います。
音質!
音質は分かりやすいドンシャリ系ですね。
低音が強めで、ロック等のノリの良い音楽を聴くにはピッタリですし、おすすめです。
中音域や高音域もそこそこしっかりしていますし、音の広がりもしっかりしています。
めちゃくちゃ高音質とまではいきませんが、しっかりとした音質で音楽を聴くことができますね。
ノイズキャンセリング・外音取り込み機能!
ノイズキャンセリング性能はなかなか良いと思います。
さすがにトップメーカーのノイズキャンセリング性能には負けますが、それらのモデルと比べても8割くらいのノイキャン性能があると感じますね。
ただ外音取り込み機能に関してはちょっとこもり気味の音に感じてしまうため、あまり期待はしない方が良いかもしれません。
簡易的に使うのであれば問題ありませんが、イヤホンを付けていない様に外の音が聞こえるわけではありませんね。
アプリ対応!
専用アプリにもしっかり対応しています。
ノイズキャンセリングや外音取り込みのモードも何種類かあるので、状況に合わせた使い方もできます。
イコライザー機能もありますし、なかなか多機能と言って良いですね。
接続の安定性や遅延!
接続の安定も特に問題ないと感じます。
遅延についても、余程音ズレに厳しい人でなければ、動画や映画視聴くらいなら特に違和感はないと思います。
ただゲームにおいては状況やそのゲームのジャンルによっては遅延が気になってくる可能性はあるので注意した方がいいかもしれませんね。
操作性!
操作感はけっこう良いと思います。
本体が細長い形状なので、押したりつまんだりしやすく操作はしやすいです。
ただ操作性はイマイチで、ノイキャンオンオフや曲送り戻し、音量上げ下げといった操作の中でイヤホンだけでできる操作の種類が少ないです。
ノイキャンオンオフと曲送り戻しを設定すると音量の上げ下げはスマホ側で操作しなくてはいけなかったりします。
イヤホンだけでできる操作の種類が少ないのは、使い勝手を考えるとちょっと残念ですね。
デザインと価格!
デザインは人によって好みが分かれるとは思いますが、Appleの『AirPodsPro』の様なデザインはかなり格好良いと思います。
お値段は税込12980円と全部入り完全ワイヤレスイヤホンとしては非常にコスパが良い製品となっています。
『Soundcore Liberty Air 2 Pro』の評価!
『Soundcore Liberty Air 2 Pro』は高いレベルでまとまっている製品ですね。
特にこだわりはないけどノイズキャンセリング機能は興味あるという方にはめちゃくちゃおすすめしたいモデルです。
デメリットとしては、外音取り込み機能がやや弱いこと、そしてイヤホンで操作できる種類が少ないので操作感がやや悪いことが挙げられそうです。
こちらの『Soundcore Liberty Air 2 Pro』に関しては以前に詳しく記事に書いていますので、良かったら見てください。
Anker『Soundcore Life A2 NC』!
次に紹介するのも、Ankerの製品で『Soundcore Life A2 NC』というモデルです。
『Soundcore Liberty Air 2 Pro』よりもアプリでできるイコライザー機能がないことやワイヤレス充電に非対応というデメリットもありますが、『Soundcore Life A2 NC』の方が防水性能が高いことや再生可能時間が長いなど良いポイントもあります。
その他の音質やノイキャン性能・外音取り込み機能は大きく変わらないので、デメリットが気にならない方やデザインの違いが気にならない方、少しでも安いモデルが良いという方にはおすすめですね。
『Soundcore Life A2 NC』は税込で9990円と10000円を下回るというお値段なので、めちゃくちゃコスパが良いのでおすすめですね。
Jabra『Elite 75t』!
Jabraはデンマークの企業で、ヘッドセットやヘッドホン、イヤホンといったオーディオ機器を販売しているメーカーです。
マイクなども有名で、マイク品質を生かして、通話性能やノイズキャンセリング性能に定評のあるメーカーでもあります。
『Elite 75t』は2019年11月に発売したモデルですが、2020年3月には防水性能がパワーアップした『Elite active 75t』、2020年7月にはワイヤレスチャージが搭載されたモデルが発売されています。
さらに2020年11月には『Elite 85t』という後継モデルも発売されているので、『Elite 75t』は発売から1年3ヵ月が経過した型落ちモデルになります。
発売時にはノイズキャンセリング機能は搭載されていませんでしたが、アップデートによりノイズキャンセリング機能が搭載された経緯のある珍しいモデルですね。
音質!
音質は低音が強めで、かなりパワフルな音質になっています。
解像感も高く、音質のレベルはかなり高いと思います。
ロックなど力強い曲にはピッタリのイヤホンです。
めちゃくちゃ音にこだわる人でなければ満足できる音質だと感じますね。
ノイズキャンセリング・外音取り込み機能!
アップデートによって追加されたノイズキャンセリング機能ですが、しっかりとしたノイキャン性能はあります。
元々遮音性が高いイヤホンということもありますが、ノイキャン性能はかなり高めですね。
Jabraはマイクも販売しているメーカーということもあり、外音取り込み機能のレベルもしっかりとしています。
イヤホンを装着していても、違和感なく会話などをすることができます。
アプリ対応!
専用アプリにもしっかり対応しています。
イコライザー機能が搭載されていて、自分の好きな音質にカスタマイズすることができます。
プリセットでも十分音質は良いですが、イコライザー機能でより好みの音質を作れるのは嬉しいですね。
接続の安定性や遅延!
接続の安定も特に問題ないと感じます。
遅延についても、余程音ズレに厳しい人でなければ、動画や映画視聴くらいなら特に違和感はないと思います。
ただゲームにおいては状況やそのゲームのジャンルによっては遅延が気になってくる可能性はあるので注意した方がいいかもしれませんね。
操作性!
本体が小さいですが、操作感はけっこう良いと思います。
誤動作するようなことも少ないと思います。
操作性も良く、ノイズキャンセリング機能オンオフや曲送り戻し、音量上げ下げがイヤホン単体で行うことが出来ます。
操作性は抜群だと思います。
デザインと価格!
デザインは人によって好みが分かれるとは思いますが、本体は小さ目でかなりスタイリッシュなデザインだと思います。
大きくて存在感があるイヤホンは嫌という方にはピッタリですし、小柄な女性なんかにもおすすめしたいですね。
お値段は日々変動しています。通常は17000円程度になっていることが多いですが、お安くなっている時は最安値で15000円程度になっていることもあります。
元々が27000円近くするイヤホンなので、型落ちではありますがかなりコスパが良いモデルと言えますね。
Jabra『Elite 75t』の評価!
『Elite 75t』は2019年に発売したモデルですが、発売時は27000円程していたハイエンドの完全ワイヤレスイヤホンです。
大きな弱点もありませんし、それなりの値段でなるべく妥協したくないという方にはおすすめしたいですね。
残念ながらいつでも安くゲットできるモデルではありませんが、狙っていれば15000円程度で購入することも可能なモデルなので、気になる方は是非チェックしていてください。
プレシードジャパン『AVIOT TE-D01m』!
プレシードジャパンはその名の通り、日本のメーカーです。
2016年にイヤホンの販売を始めて、2018年から自社ブランドの完全ワイヤレスイヤホン『AVIOT』を発売しています。
有名アーティストが音質をプロデュースしたモデルが話題になっている今勢いのあるメーカーと言えそうです。
音質!
音質はフラットで、とても解像感のある音です。
フラット傾向なので、良くも悪くも癖のない音質と言えそうです。
迫力のある低音でズンズンした音楽を聴くにはあまり向いていませんが、バラードなどの落ち着いた曲を聞くにはおすすめですね。
ノイズキャンセリング・外音取り込み機能!
ノイズキャンセリング機能は、マイルドノイズキャンセリングと名乗っているだけあって、かなり控えめです。
空調や機械の運転音などはある程度抑えてくれるので、全く効かないというほどではありませんが、あまり期待しない方が良いです。
外音取り込み機能はめちゃくちゃ良いわけではありませんが、音もクリアですし普段使うには必要十分なレベルだと思います。
アプリ対応!
専用アプリにもしっかり対応しています。
イコライザー機能が搭載されていて、自分の好きな音質にカスタマイズすることができます。
操作方法もカスタマイズできるので、機能は豊富ですね。
接続の安定性や遅延!
接続の安定も特に問題ないと感じます。
このモデルは『aptX』や『aptX Adaptive』というコーデックに対応しているので、遅延については、問題ないと思います。
ただゲームにおいては状況やそのゲームのジャンルによっては遅延が気になってくる可能性はあるので注意した方がいいかもしれませんね。
操作性!
本体にタッチセンサーが搭載されていて、操作感はけっこう良いと思います。
誤動作するようなことも少ないと思います。
必要な操作は一通りはイヤホンで操作することがかのうとなっています。
操作性・操作感どちらも問題ないと思います。
デザインと価格!
デザインは人によって好みが分かれるとは思いますが、本体はタッチセンサー部がメッキ加工されていて高級感を感じますね。
お洒落な雰囲気もあるので、女性にもおすすめしたいですね。カラーに赤があるのも女性には嬉しいポイントだと思います。
お値段は約12000円程度とかなり買いやすい値段になっていますね。
『AVIOT TE-D01m』の評価!
『AVIOT TE-D01m』は、まずフラットな音質を求めている人におすすめですね。
最近の完全ワイヤレスイヤホンは、ドンシャリで低音強めという音質のモノが多い印象があります。楽曲を変に味付けしていない音で聞きたいという方にはピッタリですね。
もう1点はあまりノイキャン性能にあまりこだわりがない方にはおすすめです。
『AVIOT TE-D01m』はマイルドノイズキャンセリング機能を謳っているので、あまりノイキャン性能は高くありません。
あくまでもノイキャンはおまけとして考えられるという方であれば、こちらのモデルは満足できると思います。
その他番外編!
さらに追加の番外編として、SONY『WF-1000XM3』を紹介したいと思います。
SONY『WF-1000XM3』は、2019年に発売された完全ワイヤレスイヤホンで、2021年2月現在でもSONYの完全ワイヤレスイヤホンのフラッグシップモデルとなっています。
音質は発売から1年半経つ今でも最高レベルですし、ノイキャン性能もかなり高いレベルとなっています。
もちろんお値段は現在でも約24000円とお高いですが、発売から時間が経っていることもあり、とても状態の良い中古品や未使用品などが多く出回っています。
そういった商品は保証などもないことも多いですが、あまり気にしないという方であればとても良い選択肢になると思います。
約15000円程度でもかなり状態の良い製品は購入可能だと思うので、もし気になる方はチェックしてみても良いかもしれませんね。
※2021年4月28日追記。
こちらは記事にまとめていますので、是非みてください。
1万円台前半で買えるノイキャンあり全部入りの完全ワイヤレスイヤホンまとめ!
今日は1万円台前半で買えるノイキャンありの全部入りの完全ワイヤレスイヤホンを紹介してみました。
最後にまとめると1万円台前半で買えるノイキャンありの全部入りの完全ワイヤレスイヤホンでおすすめなのは、以下の4つのモデルですね。
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Anker『Soundcore Liberty Air 2 Pro』!
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Anker『Soundcore Life A2 NC』!
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Jabra『Elite 75t』!
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プレシードジャパン『AVIOT TE-D01m』!
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SONY『WF-1000XM3』!(中古品・未使用品)
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ファーウェイ『freeBuds4i』
Jabra『Elite 75t』に関してはやや予算を超えてしまう場合もありますが、運が良ければ15000円程度で買えてしまうのでチェックしてみてください。
また中古品・未使用品でも気にしないという方であれば、SONY『WF-1000XM3』もかなり面白い選択肢だと思うので是非チェックしてください。
この記事は2021年2月19日に書かれた記事です。
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