馬券を当てるならワイドがおすすめ!
今日は馬山のワイド馬券の上手な買い方や狙い方について色々と紹介していきたいと思います。
実はワイド馬券は意外と狙い目である理由もたくさんあるので是非最後まで見てくださいね。
『ワイド』馬券の基礎知識!
それではまずは今回掘り下げていく『ワイド』という馬券の基礎的なお話からしていきたいと思います。
まず『ワイド』馬券の的中の定義です。
この時『ワイド』は組合せとして当たっていればOKです。つまり1着・2着・3着の着順は関係ありません。
ちなみにあまり起こらない事例ではありますが、3着が同着の場合は、つまり3着・3着の組合せは不的中となります。
要するに『1着・2着』か『1着・3着』か『2着・3着』の馬を当てれば良いということですね。
『ワイド』馬券が的中する確率は?
上でも書いた通り『ワイド』は3着までに入る2頭の組合せを当てれば良い馬券になります。なんとかく当てやすそうな感じがする馬券と感じると思います。
そこで次は『ワイド』が的中する確率について考えてみたいと思います。
まずJRAで発売されているすべての馬券の当たる確率について以下にまとめてみましたので見てください。ちなみに今回は16頭で行われたと想定して確率を出してみました。
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単勝・・・1/16。確率は6.25%。
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複勝・・・3/16。確率は18.75%。
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枠連・・・1/32。確率は2.78%。
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馬連・・・1/120。確率は0.83%。
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馬単・・・1/240。確率は0.42%。
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ワイド・・・3/120。確率は2.5%。
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3連複・・・1/560。確率は0.18%。
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3連単・・・1/3360。確率は0.03%。
つまり単純に全通り買った場合の当たりやすさは以下の様な順ですね。
ワイドはちょっと真ん中くらいの当たりやすさということで当てにいく場合にはなかなか良い馬券なのかなと感じますね。
『ワイド』馬券の配当は低い?
上で比較的当てやすいと紹介した『ワイド』ですが、当たっても配当が安いと意味がないと思いますよね。
ワイドでもコンスタントに1000円を超える配当が出ています。時には1日に1500円や2000円という配当が連発する時もあります。
もちろん3連系に比べて配当は安いのでちょっと地味なイメージはなかなか拭えませんが、点数を絞ってきっちり狙って買えば十分利益を得られそうですね。
『ワイド』の配当はお得?
競馬を楽しむ上で知っておいた方が良い知識として『設定払戻率』というモノがあります。
『設定払戻率』というのは、売上の何%が払い戻しとして馬券的中者に払い戻されるかを表した割合になります。
中央競馬を運営しているJRAはすべての売上の約20~30%を利益として得ています。そして残りの70~80%を馬券的中者に分配しているという仕組みになります。
中央競馬(JRA)の場合、その『設定払戻率』は実は馬券の種類によって微妙に違っています。その『設定払戻率』は以下の様に設定されています。
要は当たる可能性が低く、1回の配当が大きくなる馬券ほど旨味のない馬券になっているということになりますね。
この事を理解していると、3連系馬券で責めるのはあまり効率的ではなさそうですね。
1発大きく当てたい場合や狙いすませたレースのみ勝負するのは良いですが、長期的に考えた場合は『設定払戻率』を考えて馬券を買わないといけないと思いますね。
そういう意味では『ワイド』の『設定払戻率』は3連系より良いですが、単勝・複勝よりは悪いという位置付けなので、的中率と配当のバランスが良い馬券と推測できますね。
『ワイド』のおすすめの買い方!
それでは馬山の考えるワイドの買い方のポイントをいくつか紹介していきたいと思います。
『ワイド』の買い目は少なめに?
皆さんは『ワイド』はどういう馬券というイメージがあるでしょうか。
多くの人は当たりやすいけど配当が低いというイメージをもっていると思います。そしてそのイメージは正しいです。
となるとやはり買い目を少なめにしないと利益がでませんね。
馬山としてはワイドの買い目の点数は1~4点くらいが良いと考えています。
買い目を減らすというのは難しいですがこれをしないとなかなか勝つのは難しいと思います。
『ワイド』の人気馬同士は買わない!
『ワイド』の配当は安いと考えている人は多いと思いますが、配当が1000円以上になることは珍しくありません。
なので基本的に人気馬を軸にして、中穴数頭に流すという馬券の買い方がベストだと馬山は考えています。
絶対に人気馬同士を組み合わせは狙わないと決めても良いかもしれませんね。
実は1~3番人気の馬が揃って馬券に入る確率は約7%というデータがあります。つまり10回に1回も3頭すべてが好走することはないということになります。当然この場合配当も安いので狙う意味はありませんね。
残りの93%では少なくとも1頭は4番人気以下の馬が絡むことになるので、こちらを狙った方が配当もおいしいですし賢いですね。
ただ10番人気になると複勝率が10%を下回ってきますし、12番人気だと5%を下回ってきますので、確率的に考えるのであれば相手に選ぶのは4~9番人気が良いですね。
余程自信のある馬でない限りは12番人気以下からは選ばない方がいいかもしれません。
『ワイド』の1頭は人気馬で!
上で1頭は4番人気以下の馬を選びましょうと書きましたが、もう1頭は人気馬から選ぶのがセオリーと言えますね。
1~3番人気の馬が揃って馬券外になる確率はこちらも約7%となっています。
残りの93%のレースでは1~3番人気の馬のうち少なくとも1頭は馬券に絡んできます。
なので1頭は1~3番人気から選ぶのが良いと思われます。
この軸馬探しがうまくなってくるとさらに狙える馬券が増えますのでここは頑張って突き詰めていきたいところですね。
馬山の『ワイド』の買い方まとめ!
以上のことを含めて馬山の『ワイド』の買い方をまとめてみたいと思います。
- 1~3番人気の中で1番信頼出来そうな軸馬を1頭選びます。
- 相手は4~9番人気の馬から選びます。
- 軸馬から流し馬券を狙う。点数は多くても4点くらいまでに抑える。
これだけです。
たったこれだけですが、この買い方であれば的中率と回収率のバランスが良くなるんじゃないかなと思います。
配当が低いと思われがちな『ワイド』ですが、人気馬ばかりに偏らずにしっかりと点数を絞れば十分利益を出せると思います。
『ワイド』は初心者におすすめ!
今日は馬山の『ワイド』の買い方や狙い方を紹介してみました。
馬券の種類は色々ありますが、『ワイド』は比較的当てやすく初心者や長く馬券を楽しみたい方にはベストなんじゃないかなと感じています。
しかも今回馬山が紹介した『ワイド』の狙い方がうまくなってくると3連複フォーメーションなんかの的中率もかなり上がってくると思います。
そういう意味では馬券力を高めるためにも『ワイド』は基本となる馬券なのかなとも思います。
皆さんももし良ければ『ワイド』も馬券の基礎に取り入れてみてはいかがでしょうか?
この記事は2019年6月19日時点の情報となっています。
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