2020年秋華賞の競馬予想!
2020年10月18日に京都競馬場でG1・秋華賞(芝2000m)が行われます。
今日はこのG1・秋華賞の馬山的競馬予想をしていきたいと思います。
2020年秋華賞の枠順は?
2020年秋華賞の枠順は以下のように決まりました。
【1枠】 1番ミヤマザクラ 福 永
【1枠】 2番リアアメリア 川 田
【2枠】 3番マルターズディオサ 田 辺
【2枠】 4番ホウオウピースフル 池 添
【3枠】 5番ウインマイティー 和田竜
【3枠】 6番ダンツエリーゼ 太 宰
【4枠】 7番ムジカ 秋山真
【4枠】 8番ソフトフルート 藤岡康
【5枠】 9番サンクテュエール ルメール
【5枠】10番クラヴァシュドール M・デムーロ
【6枠】11番フィオリキアリ 北村友
【6枠】12番マジックキャッスル 大 野
【7枠】13番デアリングタクト 松 山
【7枠】14番オーマイダーリン 幸
【7枠】15番ミスニューヨーク 長 岡
【8枠】16番パラスアテナ 坂 井
【8枠】17番ウインマリリン 横山武
【8枠】18番アブレイズ 藤 井
圧倒的な人気になるであろう無敗の2冠牝馬・デアリングタクトはやや外目の枠の7枠13番に入りました。ここでは力が1枚上だと思うので、外目を邪魔されず回れそうなこの枠はベストに近い枠かもしれません。
前哨戦・ローズSを快勝したリアアメリアは1枠2番に入りました。前走では果敢に先行して勝利したので、前走の様な走りができるならこの枠は絶好と言えますね。
もう一つの前哨戦・紫苑Sを勝利したマルターズディオサは2枠3番に入りました。距離にやや不安がある馬だと思うので、内で距離ロスなく走れるこの枠はぴったりかもしれません。
2020年秋華賞の予想!
それではここからは秋華賞の馬山的予想をしていきたいと思います。
今年の馬場は欧州血統向きかも?
今年の馬山の予想のポイントは馬場状態です。
先週・今週と2週連続であまり天気が良くありません。今週も土曜日は雨の中で競馬が開催される可能性が高く、秋華賞当日も曇りで馬場状態はそこまで回復しないのではないかと予想しています。
人気のデアリングタクトは日本血統とも言えるサンデーサイレンスの4×3のクロスを持っていますので軽い馬場や切れ味も優れていると思いますが、ロベルトやサドラーズウェルズといった底力やタフな馬場に有利になる血も含まれています。
実際にデアリングタクトはかなりタフな重馬場で行われた桜花賞も制していますし、タフな馬場は得意と考えられます。
実力もありますし、仮に軽い馬場になったとしても対応できそうですし、ここは圧倒的に有利な立場と言えますね。
他にタフな馬場が得意な血統の馬を探してみると以下の馬が当て嵌まりそうですね。
まずはウインマリリン。
父はスクリーンヒーロー。その父はグラスワンダー。というロベルト系になりますね。ロベルト系という点はデアリングタクトと同じですね。ノーザンダンサーの5×5×5というクロスがありますし、底力もまずまず期待できそうな雰囲気です。
中山競馬場での稍重の2000m戦を春先に快勝しているだけにスタミナやパワーは持っているタイプですし血統的には狙い目ですね。
続いてはウインマイティー。
こちらは父がゴールドシップ。その父がステイゴールドなので、タフな馬場はかなり得意そうですね。軽い馬場で切れ味が求められる競馬よりはタフで重めの馬場は得意そうですね。
実際に雨が降る中で稍重で行われた忘れな草賞で上がり最速で勝利しています。軽い馬場よりは確実に雨が降ってタフな馬場になった方が良さそうなので雨が降れば降るほど評価を上げたいですね。
マジックキャッスルも血統的にはサドラーズウェルズの全弟であるフェアリーキングや母の父であるシンボリクリスエスはロベルト系であることからタフな馬場でも面白そうです。
ただ血統的には1400~1600mくらいが良さそうな感じがしますので、ヒモに加えるかどうかといった馬だと思います。
大穴で血統的に面白そうなのはムジカですね。
欧州血統の代表とも言えるサドラーズウェルズの4×3のクロスを持っています。さらにサンデーサイレンスの4×3のクロスも持っているので血統的にはなかなか魅力的ですね。父はデアリングタクトと同じエピファネイアなのも面白いですね。
戦績的には未だに1勝馬なので実力的にどうなのかは難しいところですが、2、3着も多い馬なので相手なりに頑張ってくれるかもしれません。
前走のレースや着順が重要?
前走どのレースを走っているのかという点は重要だと思います。
有力なのはローズS。5着以内に来ていればここでも勝負になる可能性はあると思います。
今年ローズSで5着以内だったのは以下の4頭の馬です。
- リアアメリア。
- ムジカ。
- オーマイダーリン。
- クラヴァシュドール。
続いては紫苑Sでここも近年はしっかり馬券に絡んでいるレースですね。ここで3着以内に来ていれば十分勝負になると思います。
今年紫苑Sで3着以内だったのは以下の2頭の馬です。
- マルターズディオサ。
- パラスアテナ。
そしてもう1つがオークスからの直行です。
過去2年はオークスからの直行組が勝利しています。馬券になる好走を見せた馬は注意ですね。今年はデアリングタクトが該当します。
最後が条件戦からの馬です。
過去10年で3頭馬券に絡んでいますが、全ての馬が前走1番人気で1着になっています。該当するのは以下の2頭。
- ソフトフルート。
- ダンスエリーゼ。
ダンスエリーゼはダートの条件戦を勝ち上がってきたので該当していると言えるのかは微妙ですね。
ただ昨年から降級する馬がいなくなったことで条件戦でレベルが変わっている気がします。昨年も5着までに入った馬は全て春の実績馬や前哨戦で結果を出してきた馬でした。重賞での実績や出走経験がない馬は軽視してもいいのではないかと考えています。
馬山の2020年秋華賞の最終予想!
それでは予想をまとめていきたいと思います。
まず決めなくてはいけないのはデアリングタクトの扱いです。
桜花賞・オークスを見る限り圧倒的に実力が上だと思います。相当な不利やアクシデントがない限りデアリングタクトが勝つんじゃないかと思います。
となると相手を絞って考えないといけないと思います。
まず相手筆頭に考えているのはウインマイティーです。
前走は紫苑Sで6着と凡走していますが、これはスタートで出遅れたのが原因だと思います。休み明け2戦目の今回は出遅れる可能性は少ないと思いますし、前走は上がり最速でしっかりと追い込んで来ていました。叩いて状態も良さそうですし、ここは期待です。
そして次に評価したいのがムジカです。
血統的にも雨で渋ったとしても問題なさそうですし、前走は人気薄ですがローズSで2着。再度激走があっても良い気がします。
1勝馬なのでややローズSがフロック視されていますが、最重要ステップレースの2着馬がめちゃくちゃ人気薄というのは意外とおいしいですね。
今回はかなり絞っていきたいのでこの2頭にしてみます。
リアアメリアは如何にも軽い馬場向きな血統。そしてG1になるとちょっと足りないというところをみるとちょっと今回も足りないかもしれませんね。馬場が悪くなると嫌いたいです。
そしてウインマリリン。こちらはやや状態面で不安があると言われています。実力的には対抗に推したい馬ですが、外枠に入ったこともあってあまり買いたくない馬です。
馬山の2020年秋華賞の買い目!
2020年秋華賞の馬山の買い目です。
デアリングタクトから馬単でウインマイティーとムジカに流してみます。
オッズがあまり変わらなければ、馬連にしても良いかもしれませんね。
この記事は2020年10月17日時点の情報となっています。
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