2019年ヴィクトリアマイル!
2019年5月12日に東京競馬場で、G1・ヴィクトリアマイル(芝1600m)が行われます。
今日はこのG1・ヴィクトリアマイルの馬山的競馬予想をしていきたいと思います!
2019年ヴィクトリアマイルの枠順は?
2019年ヴィクトリアマイルの枠順は以下のように決まりました。
1枠1番アマルフィコースト 坂井 瑠星
1枠2番レッドオルガ 北村 友一
2枠3番クロコスミア 戸崎 圭太
2枠4番ノームコア D.レーン
3枠5番メイショウオワラ 秋山 真一郎
3枠6番ラッキーライラック 石橋 脩
4枠7番ミッキーチャーム 川田 将雅
4枠8番デンコウアンジュ 柴田 善臣
5枠9番プリモシーン 福永 祐一
5枠10番ミエノサクシード 川島 信二
6枠11番アエロリット 横山 典弘
6枠12番ワントゥワン 中谷 雄太
7枠13番サトノワルキューレ 内田 博幸
7枠14番レッツゴードンキ 岩田 康誠
7枠15番カンタービレ M.デムーロ
8枠16番ソウルスターリング 武 豊
8枠17番サウンドキアラ 田辺 裕信
8枠18番フロンテアクイーン 三浦 皇成
2019年ヴィクトリアマイルの予想!
それではここからはヴィクトリアマイルの馬山的予想をしていきたいと思います。
荒れるヴィクトリアマイル!
ヴィクトリアマイルは毎年荒れるレースとして認識している競馬ファンは多いと思います。実際にここ5年の勝ち馬は全て5番人気以下の馬です。
つまりヴィクトリアマイルでは人気にこだわり過ぎたり、とりあえず人気だから買っておくという考えはあまりしなくても良いレースかもしれませんね。
せっかくなので思いきって狙っていくのも面白いレースかもしれません。
前走1着馬は不振!
『牝馬は格より調子』という格言もありますが、ヴィクトリアマイルの過去5年の結果としてはあまり当てはまらない格言になってしまっていますね。
ここ5年で馬券になった15頭のうち、前走1着の馬はわずかに1頭だけという結果となっています。しかも前走重賞勝ち馬でもなかなか馬券に絡めていないという現実がありますね。
ちなみに今回前走1着の馬はミッキーチャーム・デンコウアンジュ・サウンドキアラ・フロンテアクイーンの4頭です。
実績や能力がある馬が多いので、簡単には消せないですが1つ評価を落としても良いのかもしれません。
阪神牝馬S組は上位!
前走阪神牝馬S組が毎年馬券に絡んでいますね。特に3年前に阪神牝馬Sが1400mから1600mに変更されてからはよく馬券に絡むようになっていますね。
阪神牝馬Sが1600mに変更されてからの過去3年で馬券に絡んだ9頭のうち7頭が前走阪神牝馬Sでした。
つまり前走阪神牝馬Sの馬を抑えるというのは間違いなく有効と言えそうですね。
特に狙いたい馬は前走・阪神牝馬Sで上位人気だったのにも関わらず凡走してしまった馬や展開が向かなかった馬、明らかに前走・阪神牝馬Sは叩き台で今回が目標と思われる馬には注意したいですね。
ちなみに今回前走阪神牝馬S組は1着ミッキーチャーム・2着アマルフィコースト・3着ミエノサクシード・5着クロコスミア・6着カンタービレ・7着レッドオルガ・8着ラッキーライラック・9着サトノワルキューレ・14着ワントゥワンの9頭ですね。(13着メイショウオワラは更にマイラーズカップを走っています。)
近走古馬混合重賞で好走経験あり!
もう1つ気になるデータとしては、近走古馬混合重賞で好走した経験がある馬が馬券に絡んでいますね。
例えば3年前の3着・ショウナンパンドラはG2産経大阪杯からのローテーションでしたし、4年前の勝ち馬・ストレイトガールはG1高松宮記念からのローテーションでした。
特に古馬牡馬混合のG1やG2で勝負してきた馬がここで好走するパターンもある様ですね。
中山記念2着のラッキーライラックや毎日王冠勝ちのアエロリットは該当しそうです。
更にエリザベス女王杯2着クロコスミアや東京新聞杯2着レッドオルガ、ダービー卿CT2着プリモシーンあたりも面白いかもしれません。
馬山の2019年ヴィクトリアマイルの最終予想!
やはりここ3年同様な阪神牝馬S組を中心視します。ただ今年の阪神牝馬Sはスローペースから前が止まらない前有利の展開でした。なので着順自体はあまり当てにしない方がよいかもしれません。
なので阪神牝馬Sで上位人気に推されながら凡走してしまった馬から買ってみたいと思います。
まず1番人気で8着となったラッキーライラック。ハイレベルの中山記念で2着ということで普通に走ればここでは確実に上位ですね。オークスでも3着してますし東京競馬場は問題なさそうです。1600mも阪神ジュベナイルフィリーズ勝ちや桜花賞2着からむしろ向いていそうです。
前走・阪神牝馬Sはレース展開が向かなかったり、不利があっての惨敗だったので巻き返しは可能だと思われます。
続いては2番人気で6着となったカンタービレ。秋華賞3着した様に世代では上位の馬ですね。阪神牝馬Sは6着ですが勝ち馬からはわずかに0.1秒しか負けていませんし、斤量も勝ち馬ミッキーチャームより1㎏重かったので巻き返しは可能かと思います。
そして鞍上がデムーロ騎手と言うのも良さそうです。
前走の負けで人気を落としているならおいしいかもしれませんね。
次にクロコスミア。人気はありませんが2年連続エリザベス女王杯2着という実力馬です。近走中山牝馬S6着、阪神牝馬S5着となっていますが、どちらも0.1秒しか負けていません。実力や実績で言えば上位かと思われます。
不安点は岩田騎手からの乗り替わりになってしまうこと、そしてマイルという距離に適応できるかという点ですね。
そしてアエロリット。海外帰りという不安点はありますが、一昨年のNHKマイルカップ勝ちや去年の安田記念2着、毎日王冠勝ちと東京競馬場でのパフォーマンスは圧倒的です。8割の出来でも馬券圏内に来れそうなくらい能力は高いです。
問題はどれだけ出来が戻っているかだと思いますね。
他にはミエノサクシード。京都金杯で牡馬に混じって3着。阪神牝馬Sでも人気薄ながら3着と調子は良さそうです。荒れるとしたらこの馬が3着くらいに突っ込んで来そうですね。
プリモシーン。大舞台では1歩足りない感じもしますが、昨年関屋記念勝ちや今年のダービー卿CTで2着と古馬牡馬とも互角に戦えているのは素晴らしいですね。
なかなか良い末脚を持っているので東京競馬場は向くと思われますし期待したいですね。
最後にレッドオルガ。兄弟は東京マイルで実績を持っている馬が多く、自身も東京マイルで良績を残しています。ちょっと人気しすぎな気はしますがやはり3着あたりに来そうな感じもしますね。
この7頭で勝負します。
まずラッキーライラックを1列目に置きます。
2列目はカンタービレ・クロコスミア・アエロリット。
3列目にカンタービレ・クロコスミア・アエロリット・ミエノサクシード・プリモシーン・レッドオルガ。
3連複で計12点でいきます。
それとカンタービレからラッキーライラックとアエロリットへのワイドも2点買ってみたいと思います。
そこそこ荒れそうな気がしていますし、場合によっては大荒れもあるかもしれませんね。
この記事は2019年5月11日時点の情報となっています。
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