バッファローの外付けSSDとRyzenの相性問題!不具合と対象モデルは?

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バッファローの外付けSSDとRyzenの相性問題!

 

バッファローの外付けSSDとRyzen搭載パソコンの一部に相性問題があるようです。

 

先日馬山も実際に不具合に遭遇したので、実体験も含めて、バッファローの外付けSSDとRyzen搭載パソコンの相性問題についてお話してみたいと思います。

 

バッファローの外付けSSDがRyzen搭載PCで不具合を起こす!

 

馬山は先日『Ryzen 3 PRO 4350GE』というAPUが搭載されたHP『ProDesk 405 G6 DM』というコンパクトなパソコンを購入しました。

更にこのHP『ProDesk 405 G6 DM』と一緒にバックアップ用のストレージとして、バッファロー『SSD-PG960U3-BA』もいうモデルの外付けSSDも購入しました。

Bitly

 

まず今まで使っていた旧パソコンに使っていたデータをバッファロー『SSD-PG960U3-BA』に保存してバックアップをとりましたが、この時は何の問題もなく、普通に使用することができました。

ちなみに旧パソコンはIntelの第1世代にあたるCPUが搭載されたNECのパソコンで、約10年以上前に買ったモデルでした。

 

新パソコンであるHP『ProDesk 405 G6 DM』に接続して使用しようとすると、ストレージとしては認識はしますが、バッファロー『SSD-PG960U3-BA』内のファイルやフォルダを開こうとするとフリーズしたり、応答なしのエラーが出てしまって全くデータを見ることができませんでした。
念のため1度フォーマットし直してみて、再度データを入れ直して試してみましたが、状況は変わりませんでした。

 

そこで馬山の家にある他のノートパソコンにも接続したみましたが、それらのパソコンでは普通にファイルやフォルダを開くことができました。

ノートパソコンのCPUは、Intelの第6世代のモノになります。

 

そこまでやってみてから馬山の頭に浮かんだ原因が、Ryzen搭載PCとバッファローの外付けSSDとの相性問題でした。

馬山はRyzen搭載パソコンを購入したのが初めてだったので、もしかするとそこに原因があるのかもしれないと思いました。

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Ryzenとバッファローの外付けSSDとの相性問題!

 

すぐに『Ryzen』搭載パソコンとバッファローの外付けSSDの間に問題がないかを調べてみたところ、不具合があったというコメントが多く見つけることができました。

 

不具合の内容は一定ではない様ですが、基本的には認識はするけど外付けSSDが使えない、使えるけど毎回エラーメッセージが表示されるといった内容でした。

 

共通しているのはRyzen搭載パソコンにバッファローの外付けSSDを接続すると起こるというエラーで、PCメーカーはHPやDELL、Lenovoと様々な様です。

 

バッファローの公式に不具合の詳しい内容が!

もう少し詳しく調べてみたところ、バッファローの公式でもこの事態を認識していて、ホームページに解決方法を掲載していました。

 

不具合が発生するバッファローの外付けSSDやポータブルHDDのモデルは以下の通りです。

  • SSD-PGU3-Aシリーズ。
  • SSD-PGU3Cシリーズ。
  • SSD-PGCU3-Aシリーズ。
  • SSD-PGCU3Cシリーズ。
  • SSD-PGU3/NLシリーズ。
  • SSD-PG-C/Nシリーズ。
  • SSD-PG-C/Dシリーズ。
  • SSD-PGTU3Aシリーズ。
  • SSD-PLU3シリーズ。
  • SSD-PLU3/Nシリーズ。
  • HD-PATU3Sシリーズ。
  • HD-PUSU3シリーズ。
  • HD-PUSU3-Cシリーズ。

 

そしてこれらのバッファローの外付けSSDと相性が悪いとされているのが、以下のAPU・CPUです。

  • AMD Ryzen Threadripper 3000シリーズ プロセッサー。
  • AMD Ryzen Threadripper PRO 3000WXシリーズ プロセッサー。
  • AMD Ryzen 3000シリーズ デスクトップ・プロセッサー。
  • Radeonグラフィックス搭載 AMD Ryzen 4000シリーズ デスクトップ・プロセッサー。
  • Radeonグラフィックス搭載 AMD Ryzen 4000シリーズ モバイル・プロセッサー。
  • AMD Ryzen 5000シリーズ デスクトップ・プロセッサー。
  • Radeonグラフィックス搭載 AMD Ryzen 5000シリーズ モバイル・プロセッサー。
  • AMD 4700S 8コア・プロセッサー・デスクトップ・キット。

 

対象のバッファローの外付けSSDを上記のAPU・CPUが搭載されたパソコンで使用すると不具合が起きてしまいます。

場合によってはストレージとして全く機能しないこともあるので、この組み合わせを考えている人は注意した方が良さそうですね。

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不具合の解決方法は?

 

対象のバッファローの外付けSSDと対象の『Ryzen』搭載パソコンの組み合わせで使用した場合に起きる不具合に解決方法はあるのかどうかを調べてみました。

 

バッファローの公式ホームページには以下の様に注意文と解決方法が掲載されていました。

弊社の対象商品はUSBの転送モードにUASP(USB Attached SCSI Protocol)を用いておりますが、AMD社のRyzen CPUではUASP転送が正しく動作せず、弊社商品が認識および使用できない場合がございます。
後述のUSB転送モード切替ツールを用いて、弊社製品側のファームウェアをBOT(Bulk Only Transport)モードのみで動作させるように設定することで、本問題を回避し、AMD社のRyzen CPUでも正常に製品をご使用いただけるようになります。
なお、本ツールを用いてUSBの転送モードを切り替えた個体については、切り替え後において製品の転送速度が低下する場合がございます。

 

バッファロー公式ホームページより引用。

 

上記と文と一緒に『USB転送モード切替ツール』がダウンロードできるダウンロードページが掲載されていました。

 

実際に馬山もこの『USB転送モード切替ツール』をダウンロードして、使用してみたところRyzen搭載パソコンでも普通に使用できる様になりました。

これによって普通に使う文には使用することが可能になるので、ひとまず解決ということになると思います。

 

ただバッファローの説明によると、『本ツールを用いてUSBの転送モードを切り替えた個体については、切り替え後において製品の転送速度が低下する場合がございます。』と書いてあります。

馬山は速度の低下はあまり感じませんでしたが、転送速度が低下する場合があるということなので完全に問題が解決しているとは言えませんね。

 

使用するということであれば不具合の解決方法はありますが、速度の低下等が起こる可能性があるので、対象の『Ryzen』搭載パソコンを持っている方はバッファローの外付けSSDを購入するのは避けた方が懸命かもしれませんね。

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バッファローの外付けSSDとRyzenの相性問題に注意!

 

今日はバッファローの外付けSSDとRyzen搭載パソコンの一部に相性問題があり、不具合が生じていることについてお話してみました。

 

実際に馬山も知らずにこの組み合わせで製品をそれぞれ購入してしまったので、不具合が発生した時はちょっと焦りましたね。

一応バッファロー公式からダウンロードできる『USB転送モード切替ツール』を使うと使用できるので問題はなさそうですね。

 

ただ上でも書いた様に、転送速度が低下する可能性もあるようなのでそこはとても残念です。

性能的に低下するとなると、わざわざその製品を使う意味はなくなってしまうと思いますし、出来れば対象の『Ryzen』搭載パソコンの方は対象のバッファローの外付けSSDではなく、他社の外付けSSDを購入した方が無難なのかなと感じました。

 

他にもおすすめの外付けSSDはたくさんあるのでチェックしてみてください。

Bitly
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皆さんもバッファローの外付けSSDとRyzen搭載パソコンの相性問題には注意してくださいね。

 

この記事は2021年8月11日時点の情報となっています。

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