東芝REGZAのZ740XとハイセンスU8Fの違いは?機能や性能はどちらが上?

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東芝の『Z740X』とハイセンス『U8F』!

 

今日は東芝の4K液晶テレビ『Z740X』とハイセンスの4K液晶テレビ『U8F』の違いについてをお話していきたいと思います。

 

ハイセンスと東芝の液晶テレビの中でどちらも最上位モデルなのでどちらが上なのか調べてみたいと思います。

 

ハイセンスと東芝の関係!

 

まず最初に理解しておきたいのは『ハイセンス』と『東芝』の関係ですね。

 

『ハイセンス』は中国の家電メーカーですが、2017年に日本の東芝のテレビ部門を買収しています。

つまり現在テレビを販売している『東芝』は日本メーカーではなく、中国メーカーということになります。親会社が『ハイセンス』、子会社が『東芝』という関係ですね。

 

ハイセンスは2015年に世界の企業別のテレビシェアで『LG』・『SAMSUNG』・『SONY』に次ぐ世界4位になっていますし、世界的に見てもハイセンスのテレビは売れていると言って良いと思います。

ハイセンスは2017年に東芝のテレビ部門を傘下に収めたことで急激に日本でのテレビ事業に力を入れている感じを受けます。買収から約3年で徐々に東芝の技術を吸収して、品質を上げている様な気もしますし、ハイセンスのテレビには大注目ですね。

 

それでもやはり国内ではこれまでの『東芝』のイメージが強いのか『東芝』は元国内メーカーなので安心できると考えているユーザーが多く、根強い人気があります。

もちろん『東芝』は元々国内メーカーだったので日本に根付いたノウハウを持っていると思いますし、信用できるメーカーであるのは間違いありません。

 

この『ハイセンス』と『東芝』の関係や状況を理解することも、テレビを購入するにあたっての1つの基準になってくると思います。

 

世界的にも有名な海外メーカーで親会社でもある『ハイセンス』か、元々国内メーカーで日本では知名度や信用性が高いとされる子会社の『東芝』か、メーカーとしてどちらを選ぶかというのを頭に入れておかないといけないかもしれませんね。

 

これまでハイセンスのテレビについては記事をいくつか書いていますので気になる方は是非見てくださいね。

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東芝『Z740X』!

最初に紹介するのは、東芝の『Z740X』です。

Amazon.co.jp: レグザ 55V型 4K液晶テレビ 55Z740X 4Kチューナー内蔵 外付けHDD タイムシフトマシン対応 (2020年モデル) : 家電&カメラ
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まずは東芝の4K液晶のラインナップを簡単に紹介します。

ちょっとややこしいのですが以下に東芝のテレビのグレードをまとめてみました。

 

Z740X・・・東芝の4K液晶テレビの最上級グレード。65・55・50V型をラインナップ。倍速液晶パネルや全面直下LEDバックライトをエリアコントロールしたりと滑らかで綺麗な画質が楽しめます。他にも80W出力のオーディオシステムやタイムシフト録画機能等の多彩な機能が特徴。

 

M540X・・・東芝の4K液晶テレビのスタンダードグレード。75・65・55・50・43V型とを多彩な画面サイズをラインナップ。倍速液晶パネルを搭載していなかったり、エッジ型バックライト等上位の『Z740X』と比べると劣りますが、ネット動画を高画質化してくれたり、ゲームモードを搭載したりと多彩な機能が搭載されています。コスパという意味でもバランスの良いモデルと言えそうです。

 

C340X・・・東芝の4K液晶テレビの廉価モデル。55・50・43V型の画面サイズをラインナップ。低価格でありながら高画質な映像を楽しむことができます。機能面は最低限ですがネット動画視聴や録画などはしっかりできるの予算を抑えたい人にはおすすめです。

 

つまり今日紹介する『Z740X』は、東芝の最上位に位置するグレードの4K液晶テレビになります。

東芝だけではなく液晶テレビ全体の中でもトップレベルの画質と多彩過ぎる機能を持つモデルで、画面サイズは65・55・50V型というランナップで展開されています。

 

下位グレートの『M540X』にはない倍速液晶パネルや全面直下LEDバックライトを採用していたり、更に上位のモデルとなる有機ELと同じ映像エンジンを搭載しています。

音質面でも『レグザ重低音バズーカオーディオシステム PRO』と呼ばれる、総合出力80Wのオーディオシステムがかなりパワフルですね。下手なサウンドバーよりクリアな音質が楽しめると思います。

更に機能面で大きな特徴となっているのが、タイムシフト機能が搭載されていることです。

タイムシフト機能とは別売のUSBハードディスクを接続することで地デジ番組を最大6チャンネル約80時間分まるごと録画できる機能になっています。(レグザ純正USBハードディスクTHD-500D2(5TB)を使用した場合)

 

『Z740X』は画質の綺麗さはもちろんですが、音質・機能とどれをとっても最高レベルの液晶テレビだと思います。

 

ハイセンス『U8F』!

次に紹介するのは、ハイセンスの『U8F』です。

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今度はハイセンスの4K液晶テレビのラインナップを紹介します。

 

4KULED液晶テレビ・・・4K液晶テレビの最上級グレード。今回紹介する『U8F』シリーズや『U7E』シリーズがこれに該当。倍速パネルやローカルディミング(バックライトエリア別制御)を搭載。ハイセンスの最高位グレードである4K有機EL(OLED)と同じ高性能映像エンジン『レグザエンジンNEOplus2020』や『レグザエンジンNEOplus』を採用しています。

 

4KSMART液晶テレビ・・・4K液晶テレビのスタンダードモデル。2019年発売の『E6800』シリーズや2020年2月発売の『S6E』シリーズ、2020年5月発売予定の『U7F』が該当。倍速パネルは搭載せず、映像エンジンも上位モデルよりも1ランク下の『NEOエンジン2020』や『NEOエンジン』を採用しています。ちなみにこのグレードには『A6800』シリーズもありますが、こちらはさらに1ランク下の『レグザエンジンNEO』を搭載しています。

 

4K液晶テレビ・・・4Kエントリーモデル。こちらは4Kチューナー非搭載モデルです。映像エンジンも『NEOエンジン』や『NEOエンジンplus』とは違う、下位のエンジンが採用しています。

 

今日紹介する『U8F』はハイセンスの4K液晶テレビの最上級グレードに位置するモデルになります。75・65・55・50という画面サイズを販売しています。多くの画面サイズを発売しているので選択肢が多いのは嬉しいですね。

倍速パネルやローカルディミング(バックライトエリア別制御)を搭載していて、ハイセンスの最高位グレードである4K有機EL(OLED)と同じ高性能映像エンジン『レグザエンジンNEOplus2020』を採用しています。

 

倍速液晶パネルやローカルディミング(バックライトエリア別制御)という液晶テレビとしては上位の機能を有しているのが特徴ですね。

基本性能が高く、映像エンジン『レグザエンジンNEOplus2020』を搭載していることから東芝の映像エンジンのノウハウも取り込んでいる画質を楽しむことができますね。

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東芝『Z740X』とハイセンス『U8F』を比較!

 

では東芝『Z740X』とハイセンス『U8F』を『画質』・『音質』・『その他機能』・『価格』の4つの項目で比較したいと思います。

 

『画質』!

画質に関わる機能を比較すると以下のようになります。

  • 『Z740X』・・・倍速液晶パネル。全面直下LEDバックライト(エリアコントロール)。
  • 『U8F』・・・倍速パネル搭載。ローカルディミング(バックライトエリア別制御)。

 

スペック面で見ると画質はほぼ互角だと思われます。

どちらも倍速パネル搭載しているので、動きの速いスポーツ等の映像を見ても滑らかに描写されますし、どちらも全面直下LEDバックライトを採用しています。

エリアごとに制御・コントロールしているので、高コントラストが実現でき、黒の表現がとても素晴らしい画質になっています。

 

ただ映像エンジンという意味では、ハイセンス『U8F』が搭載している『レグザエンジンNEOplus2020』は、東芝の映像エンジンを元に作られていますのでやはり映像エンジンの完成度としては東芝『Z740X』が1枚上という気はします。

 

どちらの画質が好みかという問題もありますが、現時点では東芝の映像エンジンの方が上位と感じますし、やはりハイセンス『U8F』より東芝『Z740X』が上だと感じます。

 

画質の性能や機能は両方互角だと思いますが、映像エンジンの完成度で東芝『Z740X』が上だと思います。ただハイセンス『U8F』も黒の美しさなどを含めて画質のかなりレベルは高いと感じます。

 

『音質』!

 

音質に重要な最大音声出力は以下のようになります。

  • 『Z740X』・・・80W。
  • 『U8F』・・・10+10(20)W。

最大出力に関しては圧倒的に東芝『Z740X』ですね。

 

東芝『Z740X』についてはかなりオーディオシステムに力を入れているモデルで、『レグザ重低音バズーカオーディオシステム PRO』がかなり優秀な印象です。下手なサウンドバーだと必要ないくらい音はしっかりしていますね。

 

東芝『Z740X』最大音声出力はの80W。圧倒的にハイセンス『U8F』より優れています。音質にこだわる方はハイセンス『U8F』に関してはできればサウンドバー等の外付けスピーカーを付けることをおすすめします。

 

 

『その他の機能』!

 

その他の機能として取り上げないといけないのが、東芝『Z740X』に搭載されている『タイムシフト機能』です。

タイムシフト機能とは別売のUSBハードディスクを接続することで地デジ番組を最大6チャンネル約80時間分まるごと録画できる機能になっています。(レグザ純正USBハードディスクTHD-500D2(5TB)を使用した場合)
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高性能なレコーダーであれば、このタイムシフト機能の様な全録機能が搭載されているモデルはありますが、テレビでタイムシフト機能が搭載されているモデルはほとんど見られないため、この東芝『Z740X』の大きな特徴となっています。

地上波のテレビをよく見る方、毎日番組を見て録画設定をするのが面倒な方、テレビは好きだけど忙しい方等には一度使うと手放せないくらい便利な機能ですね。

その反面、地上波はあまり見ない、主な用途はネット動画やゲームだという人にとってはちょっとオーバースペックな機能かもしれません。

 

また『Z740X』は4Kチューナーが2つ搭載されているので4Kでも裏番組を録画することができるのに対して、『U8F』は4Kチューナーが1つしか搭載されていません。

BS・CS4Kを楽しみたい・録画をたくさんしたいという方には『Z740X』がおすすめです。

 

ネット動画もどちらも主要な動画配信サービスは備えています。ただ『Z740X』の方が『Paravi』や『RakutenTV』等より多くの動画配信サービスが利用できます。

自分が利用している動画配信サービスが対応しているかは確認しておいた方が良いかもしれませんね。

 

どちらも液晶テレビとしては上位グレードのモデルなので、その他は基本的な性能はどちらも備えています。

 

『価格』!

 

続いては価格面での比較をしていきたいと思います。

ここではどちらのモデルでも販売されている65・55・50Ⅴ型の2020年9月時点での価格を比較してみます。

  • 65Ⅴ・・・『Z740X』約22万円・『U8F』約14万円。
  • 55Ⅴ・・・『Z740X』約14万6000円・『U8F』約12万円。
  • 50Ⅴ・・・『Z740X』約17万5000円・『U8F』約13万5000円。
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『Z740X』と『U8F』の50V型は2020年秋に発売されるとされていてまだ発売されていません。

『Z740X』の49Ⅴ型が約12万程度で販売されているので、値段が落ち着けばそのあたりの値段には落ち着くかもしれませんね。『U8F』の50V型もおそらく値段が落ち着けば、10万を切る値段くらいにはなると予測します。

 

全体的に『Z740X』がお高めにはなっていますが、55Ⅴ型では価格差が2~3万くらいなのでオーディオシステムが優秀なことやタイムシフト機能が搭載されているところを考えると『Z740X』のコスパもなかなか高いかもしれません。

逆に65Ⅴ型になるとかなり価格差が大きくなっているので、スペック面を考えても『U8F』のコスパは高いと言えそうです。

50Ⅴ型は2020年秋に発売予定なので、値段が落ち着くまで何とも言えませんが、55Ⅴ型並みの価格差で収まるのであれば、『Z740X』が高コスパかもしれません。

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東芝『Z740X』とハイセンス『U8F』どちらがおすすめ?

 

では東芝『Z740X』とハイセンス『U8F』どちらがおすすめなのかというお話をしていきたいと思います。

 

画質面でこそなかなかの勝負かもしれませんが、音質・機能性は東芝『Z740X』が断然上だと思います。ただ価格も東芝『Z740X』が上なので、オーディオシステムを重視するのか、タイムシフト機能が必要かどうかを考えてどちらをチョイスするか判断すると良いと思います。
画面サイズによって2機種の価格差が違うので、価格差と機能を考えた上で決めるのが良さそうですね。
例えば価格差でサウンドバーを買うのでハイセンス『U8F』を買う、タイムシフト機能が欲しいので東芝『Z740X』を買うなどの判断をすると良いかもしれませんね。
とにかく安くしたい、サウンドバーやブルーレイレコーダーは外付けにしたいという方はハイセンス『U8F』がおすすめですし、とにかく全部入りのテレビを選びたい、画質は良い方が良いという人は東芝『Z740X』がおすすめです。

 

あと考えておかなくてはならないのが、メーカーをどう捉えるかです。

やはり『東芝・レグザ』という安心感や知名度は圧倒的だと思います。実際はハイセンスの子会社なので中国メーカーになりますが、それでも『東芝・レグザ』は人気ですね。

それに比べてハイセンスは海外メーカーということもあり、知名度や人気はまだまだなところはあります。特に家電にあまり興味がなかったり、国内メーカーが好きな人には選択肢にすら入らない場合があります。

そういったメーカーによる印象をどこまで気にするか、重視するかによっても優先するモデルは変わってくるかもしれませんね。

 

画質・音質・録画機能全てをテレビに求めるなら東芝『Z740X』がおすすめですし、価格を重視したり音質・録画機能は外付けの機器で対応したい方にはハイセンス『U8F』がおすすめです。

現在の価格差を考えると65Ⅴ型だとハイセンス『U8F』のコスパが素晴らしいですが、55Ⅴ型だと価格差がかなり縮まるので東芝『Z740X』が良さそうですね。

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東芝の『Z740X』とハイセンス『U8F』に注目!

 

今日は東芝の4K液晶テレビ『Z740X』とハイセンスの4K液晶テレビ『U8F』の違いについてをお話してみました。

 

どちらも倍速液晶パネルや全面直下LEDバックライト(バックライトエリア別制御)などの高機能を搭載した液晶テレビの中ではハイグレードな機種になります。

テレビとしての総合力は東芝『Z740X』ですが、価格を考えたバランスでいうとハイセンス『U8F』のコスパも素晴らしいですね。

 

大型テレビともなると大きな買い物になるので、ハイセンスと東芝というメーカーの人気や信用で選ぶということもあるかもしれません。

 

どちらにしても画質や音質などは個人差もあると思うので、実際に家電量販店などでしっかり見比べてみるのも良いかもしれません。

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東芝『Z740X』は多くの家電量販店に展示されていると思いますが、ハイセンスはエディオンやビックカメラ(コジマ)といった家電量販店に展示されていることがあるので、気になる方はそういった店舗に問い合わせて見てもいいかもしれませんね。

 

この記事は2020年9月22日に書かれた記事です。

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