栃木SCのエメル・トカチ選手!
今日は2022年より栃木SC所属になったFWエメル・トカチ選手の経歴やプレイスタイルについて紹介したいと思います。
さらにドイツや福島ユナイテッドでの経歴や実績についても触れていきたいと思います。
エメル・トカチ選手のプロフィール!
まずはエメル・トカチ選手の簡単なプロフィールを紹介したいと思います。
エメル・トカチ選手の経歴!
【トップチーム】
この度、福島ユナイテッドFCよりエメル トカチ選手が完全移籍にて加入することとなりましたのでお知らせいたします。▼詳細はこちらhttps://t.co/Ye16bhK4H7#栃木SC pic.twitter.com/ug8LEWFt7O
— 栃木SC公式 / Tochigi SC (@tochigisc) January 6, 2022
続いてはエメル・トカチ選手の経歴をまとめてみました。
簡単な経歴は以下の通りです。
- レバークーゼンU12。
- レバークーゼンU15。
- レバークーゼンU17。
- レバークーゼンU19。
- J1・湘南ベルマーレ。(2019年)
- J3・福島ユナイテッド。(2020~2021年)
- J2・栃木SC。(2022年)
この他に2014年にU-15トルコ代表に選ばれた経歴があります。
ドイツ時代は名門レバークーゼンの下部組織に所属していたようです。
レバークーゼン下部組織での詳しい成績はわかりませんが、伝統あるクラブですし期待できそうですね。
湘南ベルマーレ以外にもトルコ1部・アンタリヤスポルからオファーがあったと本人がインタビューで答えていますね。
日本での所属チームでの実績は以下の通りです。
- J1・湘南ベルマーレ。(2019年)
背番号36。1試合出場。
18歳で移籍してきたこともあり、残念ながらJ1で活躍することはできませんでした。
ただJリーグカップ/コパ・スダメリカーナ王者決定戦2019(旧・スルガ銀行チャンピオンシップ)にスタメン出場するなど実力の片鱗は見せていたみたいですね。
- J3・福島ユナイテッド。(2020年)
背番号20。32試合出場7得点3アシスト。
J1からJ3に移籍して出場機会が一気に増えましたね。
スタメンの出場は14試合でしたが、7得点3アシストとしっかりと結果は出した感があります。
福島ユナイテッドのエース・イスマエラと攻撃陣を引っ張りましたね。
- J3・福島ユナイテッド。(2021年)
背番号10。17試合出場7得点1アシスト。
背番号10をつけたことからもチームからの期待がよくわかりますね。
2021年は3月に左第5中足骨骨折してしまいケガで出遅れてしまったこともあり、17試合出場に終わってしまいました。
ただ7得点1アシストと一定の実績は残していますし、リーグ戦後半はしっかりとレギュラーと言える活躍をしています。
福島ユナイテッド自体もJ3・5位と躍進しましたので、トカチの怪我がなければもしかしたらもう少し上に行けたかもしれませんね。
- J2・栃木SC。(2022年)
J3では2年間しっかりと主力として活躍しましたので、カテゴリがJ2に上がってどこまでやれるかとても楽しみです。
エメル・トカチ選手のプレイスタイル!
続いてはエメル・トカチ選手のプレイスタイルについて詳しく紹介していきたいと思います。
馬山の個人的な意見や印象なので、もし何か思うことがあればコメントしていただけると嬉しいです。
エメル・トカチ選手は18歳という若さでドイツの名門・レバークーゼンの下部組織からJ1・湘南ベルマーレに移籍してきました。
湘南ベルマーレではわずかな出場機会しかなかったので、この時のプレースタイルはあまりわかりませんね。
ただレバークーゼン下部組織時代に練習参加していたセレッソ大阪の西川潤選手と同じチームで練習試合に出場し、2~3点決めたり西川選手にアシストをしたとインタビューで語っているところから点も取れるし、アシストも決められる万能型のFWというイメージできます。
2020年と2021年はJ3・福島ユナイテッドでプレーしています。
福島ユナイテッドでは出場機会が多く、YouTubeでもしっかりとプレーを見ることができるので良かったらまずは実際にエメル・トカチ選手のプレースタイルを見てください。
福島ユナイテッドではFW登録にはなっていますが、プレーや出場試合のフォーメーションを見る限り、攻撃的MFやセカンドトップのような位置にいたりややサイドにいたりということも結構ありそうです。
身長が170㎝とあまり高くないので高さはありませんが、ヘディングでのゴールもたまにあるのでヘディングは下手ではないと思います。
ただがっちりとした体型でボディバランスなんかはしっかりしている印象ですね。少なくともJ3ではたびたび競り合いで他の選手を吹っ飛ばしていますね。
2021年のプレー集なんかを見ればわかるようにやや遠めのペナルティエリア外からでも積極的に狙ったりゴールを決める姿が見られますし、けっこうパンチ力のあるシュートを放っていますね。
またゴール斜め45度の位置からカーブをかけてゴールを習ったり、プレースキッカーを務めたりとキックの精度なんかも結構高そうです。
今の栃木SCにはいないタイプのFWなのでエメル・トカチ選手にはとても期待したいですね。
エメル・トカチ選手はJ2で通用する?
エメル・トカチ選手はJ2初挑戦になります。
2019年はJ1・湘南ベルマーレに所属していましたが、ほとんど出場機会がなく、残念ながら活躍できませんでした。
J3・福島ユナイテッドでは2年間で49試合14得点4アシストでしたので、主力として活躍したといって良いと思います。
2021年には背番号10を背負っていますので、チームからの信頼や期待も高かったんじゃないかと思われますね。
FWとして起用されると思いますが、栃木SCにはいないタイプのFWだと思います。
おそらく矢野選手や2022年にツエーゲン金沢から移籍してくる瀬沼選手と2トップなどを組むことが予想されますが、どちらも身長が高くてフィジカルが強い献身的なプレーをするFWです。イメージ的にエメル・トカチ選手との相性も良さそうでハマればしっかりと攻撃的に機能してくれそうですね。
また栃木SCの監督が2022年から時崎監督に変わりましたが、時崎監督は2021年は福島ユナイテッドで監督を務めていました。
つまりエメル・トカチ選手と一緒のチームだったので、エメル・トカチ選手のプレーや性格はよく把握しているはずですし、これはかなり大きな要素だと思います。
わざわざ前のチームの10番を連れてきたということは、時崎監督としてはエメル・トカチ選手を選手としての実力はもちろんですが人間性としても高く評価していると思って間違いないですね。
外国人選手なのでこういった知っている監督がいるというのは、メンタル的にも非常に重要ですし、自然にチームに馴染めるんじゃないかと考えられますね。
こういった背景を考えるとしっかりと怪我がなく1年間試合に出ることが出来れば、ある程度の成績は残してくれるはずです。
栃木SCの2021年のトップスコアラーはDFの柳選手で8得点です。
FWでは矢野選手が4得点で最高となっています。トップスコアラーがDFでFWの最多得点者が37歳大ベテランで4得点というのはあまり好ましくない事態かと思います。
しかも柳選手は2022年からファジアーノ岡山に移籍が決まってしまいましたし、得点力を上げることは栃木SCの課題だと思うので、エメル・トカチ選手に期待したいところですね。
加えてエメル・トカチ選手は2022年でまだ22歳という若い選手です。
日本での生活も4年目になりますし、より一層の成長が期待できそうですね。
馬山の期待を込めた予想をすると1年間しっかりと出場機会があれば、昨年以上つまり7得点以上はしてくれると思います。理想は抜けてしまったトップスコアラーの柳選手の8得点分をしっかりと埋めてくれる&+アルファを期待したいので、10得点決めてほしいです。さらにアシストもできる選手だと思うのでアシストでも貢献してくれるんじゃないかなと感じています。
栃木SC・エメル・トカチ選手選手に期待!
今日は栃木SC所属のエメル・トカチ選手の経歴やプレイスタイルについて紹介してみました。
2021年得点力不足に苦しんだ栃木SCにとって新戦力の助っ人外国人であるエメル・トカチ選手にかかる期待は非常に大きいと思います。
外国人選手が活躍するには実力はもちろんですが、チームや日本に馴染めるかどうかが重要だと思います。
エメル・トカチ選手は18歳で日本に来日して既に4年目になりますし、栃木SCには前所属チームの時崎悠監督も在籍しています。
なのでチームや日本に馴染めるかはあまり心配する必要なさそうですね。
時崎悠監督の記事も書いていますので良かったら見てください。
2020年末のエメル・トカチ選手のインタビュー記事を見ましたが、非常に人間性も素晴らしいと感じました。
こちらがその記事のリンクです。気になった方は是非みてください。
馬山的にはエメル・トカチ選手が栃木SCにフィットする確率は高いんじゃないかと思います。あとはケガやトラブルなく、1年間しっかりと稼働できるかですね。
皆さんも栃木SCのエメル・トカチ選手に注目してみてください。
この記事は2022年1月10日時点の情報となっています。
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