2020年大阪杯の競馬予想!
2020年4月5日に阪神競馬場で、G1・大阪杯(芝2000m)が行われます。
今日はこのG1・大阪杯の馬山的競馬予想をしていきたいと思います。
2020年大阪杯の枠順は?
2020年大阪杯の枠順は以下のように決まりました。
【1枠】1番ロードマイウェイ 武 豊
【2枠】2番サトノソルタス 藤岡 康太
【3枠】3番ブラストワンピース 川田 将雅
【4枠】4番ワグネリアン 福永 祐一
【5枠】5番ラッキーライラック M.デムーロ
【5枠】6番レッドジェニアル 酒井 学
【6枠】7番ステイフーリッシュ 岩田 康誠
【6枠】8番 ダノンキングリー 横山 典弘
【7枠】9番マカヒキ ヒューイットソン
【7枠】10番ジナンボー 藤岡 佑介
【8枠】11番カデナ 鮫島 克駿
【8枠】12番クロノジェネシス 北村 友一
ブラストワンピース・ワグネリアン・ラッキーライラックあたりは内から中枠くらいで良い枠に入ったのではないかと思います。
ダノンキングリーはやや外にいきましたが、変に馬群に包まれる心配はなさそうなのでまずまずの枠かもしれませんね。
クロノジェネシスは大外に入ってしまいました。12頭立てなので大きくマイナスというほどではありませんが、やはり不利には働くかもしれません。
2020年大阪杯の予想!
それではここからは大阪杯の馬山的予想をしていきたいと思います。
まず最初に覚えておきたいのは大阪杯は3年前からG1に格上げされたレースだということです。
それ以前はG2として行われていて、天皇賞(春)や香港遠征等の前哨戦やステップレースとしての役割が強かったレースになります。
なのでその辺をしっかりと頭に入れて過去データを精査する必要がありそうですね。
前走走ったレースの格!
G1に格上げされてからの3年では馬券になった9頭全てが前走G2以上のレースを走っています。これは過去5年に広げても同じ結果となります。
つまり前走がG3やオープン戦だとさすがに厳しいということが言えると思われます。
これはG1に格上げされてからは更に顕著になっていて、過去3年は掲示板に載った馬全てが前走G2以上のレースを走っています。
特に注目なのは金鯱賞・中山記念・京都記念というG2のステップレースを使って、大阪杯を目標にしてきている馬です。これにはダノンキングリー・クロノジェネシス・ラッキーライラックが該当しそうです。
そしてもう1つ注目なのが、昨年末のG1で好走している実績馬です。ここを今年の始動戦としながらも実力や実績があれば通用すると思います。ここにはワグネリンが該当しますね。マカヒキはちょっと微妙なところかもしれませんね。
それと比べると前走G3だったカデナとジナンボーはちょっと格が足りないのかなといった印象を感じます。
関東馬より圧倒的に関西馬!
大阪杯は関西で行われることもあり、圧倒的に関西馬が有利なデータが出ています。
- 関東馬・・・0-3-0-27。
- 関西馬・・・10-7-10-73。
しかもここ5年は馬券圏内全てが関西馬ということなので、関東馬には厳しいレースと言えそう。
関東馬は人気になりそうなダノンキングリー・ブラストワンピース、穴人気しそうなサトノソルタスやジナンボーがいますが、関東馬だとちょっと勝ちまでは難しいのかもしれませんね。
年齢・性別別データ!
年齢別のデータとしては以下のようになっています。
- 4歳・・・5-3-4-23。
- 5歳・・・4-4-2-25。
- 6歳・・・1-2-4-26。
- 7歳以上・・・0-1-0-26。
ということ7歳以上の馬には厳しいということがわかりますね。これにはマカヒキが該当します。
牡馬・セン馬と牝馬のデータは以下のようになります。
- 牡馬・セン馬・・・9-10-9-94。
- 牝馬・・・1-0-1-6。
牝馬は頭数が少ないので厳しく見えますが、率としては上回っているので、あまり気にすることはなさそうです。
G2時代ではありますが、馬券になった牝馬はラキシスとショウナンパンドラでどちらも前年の秋にG1を勝った馬でした。今回出走する牝馬のクロノジェネシスとラッキーライラックはどちらも昨年秋にG1を勝っていますので十分勝負になる2頭だと思います。
G1になってから牝馬が出走したのはスマートレイアーくらいなので、牝馬がダメということはないと考えています。
内枠の先行馬か速い上がりの使える馬!
大阪杯で馬券に絡む馬の大きな特徴として内枠の先行馬か速い上がりの使える馬というのがあります。
大阪杯は内回りのレースとなっているので、内枠からスムーズに先行出来る馬が有利なレースと言えます。過去に馬券に絡んだアルアインやキセキ、キタサンブラックあたりが該当しそうですね。
さらにこの内枠の先行馬はある程度馬格があるパワーも兼ね備えた馬が良さそうです。目安としては500キロくらいある方が良さそうです。阪神の直線には坂があるので、パワーがある馬の方が最後の踏ん張りがきくということなのかもしれません。
他に馬券になる対象としては、速い上がりを使える馬というのがあります。こちらに関しては馬格は問題なさそうですね。
ただ過去3年間で見ると馬体重は500キロ近くある馬が多く好走しています。
やはり阪神の直線の坂や内回りでごちゃついたりということを考えると馬格があってしっかりと自分のポジションがキープできる様に馬格やパワーというところが重要になってくるのかもしれません。
内枠と書きましたが厳密に言うと3~5枠あたりの成績が良い傾向にあります。内枠過ぎると内回りの競馬でコーナーでごちゃついたり前が開かない可能性も出てきます。
- 1枠(0-0-0-11)。
- 2枠(0-0-2-10)。
- 3枠(2-4-1-9)。
- 4枠(2-1-2-11)。
- 5枠(1-3-1-13)。
- 6枠(0-1-1-17)。
- 7枠(2-1-1-15)。
- 8枠(3-0-2-14)。
内から中枠あたりでスムーズに前目に付けられる馬、もしくは外枠から中断でしっかりと脚が溜められる馬が良さそうです。
馬山の2020年大阪杯の最終予想!
それでは馬山の最終予想をしていきたいと思います。
やはり内枠から先行出来そうな馬はこのレースで有利だと考えます。となるとラッキーライラックとワグネリアンあたりが有力かと思います。
特にラッキーライラックは500キロ以上の馬格もありますし、前走中山記念で2着としっかりここを目標にして仕上げて来た印象があります。
昨年秋から4戦して馬券圏内をはずしていませんし、中山記念でインディチャンプやペルシアンナイト、ウインブライトあたりにも先着していたり、海外G1である香港ヴァーズでも2着と牡馬相手でも安定感があります。デムーロ騎手とのコンビも2戦目ですし、大きく崩れることはないと感じます。
ワグネリアンも最近は先行する競馬もできるので悪くないと思いますが、牡馬にしては馬格が乏しいことやジャパンカップからかなり間隔があいていることが懸念材料ですね。
ディープインパクト産駒の5歳ということもあり、良くても昨年並みの3着あたりかなという気もします。
ということで本命はラッキーライラックですね。
相手ですが筆頭に挙げられるのはクロノジェネシスですね。
馬格は460キロ程ですが、牝馬ということを考えればまずまずの馬格だと思います。特に昨年秋から馬体重を20~30キロほど増やしながらもしっかりと結果を出しているだけに今が成長期という可能性も大いにありそうです。
大外に入ってしまったことは割引材料ですが、先行しても中団から競馬しても大丈夫な馬なので逆に良い可能性もあります。
もう1頭はワグネリアンです。
枠も絶好の枠だと思いますし、2000mという距離もぴったりなんじゃないかと思います。ジャパンカップから間隔が空くのは気にはなりますが、昨年は神戸新聞杯から半年ぶりで3着に来ていますし心配はないと感じます。昨年よりは順調に来ているように思えますし、福永騎手もダービーを獲ったこの馬には思い入れが強いのではないかと思います。ここには相当な気合いが入るのではないでしょうか。
ダノンキングリーも気にはなりますが、関東馬の大阪杯での成績の悪さやダノンの馬の前哨戦では勝つも本番で負ける勝負弱さが気になるので1番人気が濃厚なここでは買いたくないですね。
中山での成績は良いですが、基本的にこの馬は左周りの東京競馬場がぴったりだと思いますので、安田記念か天皇賞秋で狙いたいです。
そしてブラストワンピース。
こちらも関東馬ということで嫌いたいですね。そしてちょっと距離が短いような気がします。大阪杯よりは宝塚記念で狙いたい気がしますね。
最後に穴で1頭推しておきたいのはロードマイウェイですね。
前走は金鯱賞10着と大きく負けてしまいましたが、これは出遅れや展開が向かな過ぎたためで実力で負けたわけではないと思います。G3ではありますが、今回と同じ舞台であるチャレンジカップで勝利しているように舞台適正はあると感じます。
今回は武豊騎手に乗り替わるので、最内枠からスムーズに先行することが出来れば馬券圏内にも食い込んで来るかもしれません。いずれにしてもスタートがポイントかと思います。
馬山の2020年大阪杯の買い目!
それではまとめです。
馬山の買い目は以下の様にしたいと思います。
ラッキーライラックからクロノジェネシスとワグネリアンへの馬連2点。
ラッキーライラックからロードマイウェイへのワイド1点。
計3点で勝負したいと思います。
この記事は2020年4月4日時点の情報となっています。
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