UMIDIGI『UMIDIGI S5Pro』!
今日は『UMIDIGI』のスマートフォン『UMIDIGI S5Pro』のスペックを紹介していきます。
最新CPUやポップアップインカメラなど新たな技術が搭載されていてなかなか面白いモデルになっていますので、詳しく説明いきたいと思います。
『UMIDIGI』ってどんなメーカー?
『UMIDIGI S5Pro』を発売しているメーカーは『UMIDIGI(ユミデジ)』というメーカーです。
まだまだスマートフォン好き以外には『UMIDIGI(ユミデジ)』の知名度はまだまだ低いと思いますので、簡単に『UMIDIGI(ユミデジ)』がどんなメーカーなのか紹介していきたいと思います。
『UMIDIGI(ユミデジ)』は中国のスマートフォンメーカーとなります。基本的には10000~35000円くらいのコストパフォーマンスに優れるスマートフォンを販売しているメーカーとなります。
2018年8月には『Amazon』で公式ショップを開設していて、性能に対してお値段がお安くコスパが良いので、日本でも話題・人気になってきているスマートフォンメーカーです。
今回紹介する『UMIDIGI S5Pro』は『UMIDIGI(ユミデジ)』のスマートフォンラインナップの中ではフラッグシップモデルレベルの性能を持っていて、ゲーミングスマートフォンとも言われている端末になります。
また『UMIDIGI(ユミデジ)』はスマートフォンだけではなく、様々な周辺機器も発売しています。スマートウォッチやイヤホン等もなかなかコスパの良い商品になっています。
当サイトでも『UMIDIGI(ユミデジ)』の製品は取り上げていますので、良かったらそちらの記事も是非とも見てくださいね。
『UMIDIGI S5Pro』の基本スペック!
『UMIDIGI S5Pro』の基本スペックを以下に簡単にまとめてみました。
- CPUは『MediaTek Helio G90T』。
- RAMは6GB。
- ストレージは256GB。
- バッテリー容量は4680mAh。
CPUは『MediaTek Helio G90T』
CPUは『MediaTek Helio G90T』ということなので、『UMIDIGI S5Pro』はミドルレンジの中でもなかなか高い処理性能を持つ端末と言えそうですね。
ちなみに『MediaTek Helio G90T』のAnTuTuスコアは約280000以上とされていますのでなかなかの高性能ですね。『MediaTek Helio G90T』は以前記事に書いていますので気になる方は読んで見てください。
この処理能力であれば、普段の操作や動画視聴などには全く問題ないです。さらに『UMIDIGI S5Pro』はゲーミングスマートフォンを名乗っているだけあって、3Dゲームであってもある程度はしっかりと遊べるだけの性能がありそうです。それなりにゲームを楽しみたいという方にもおすすめできますね。
RAMは6GB。
6GBということで最近のスマートフォンとしては一般的なRAMです。動画やネット閲覧であれば全く問題ないです。
ROMは256GB。
256GBということで、容量としては本体だけでも十分なレベルです。microSDカードに対応しているので更に最大256GB追加できますし、ストレージについては特に心配する必要はなさそうですね。
バッテリー容量は4680mAhとまずまずの容量ですね。
『UMIDIGI(ユミデジ)』のスマートフォンは5000mAh以上の大容量バッテリーを搭載している端末が多いですが、この端末はやや控えめな4680mAhとなっています。ただ決して少ない容量ではないので特に大きく心配する必要はなさそうですね。
『UMIDIGI S5Pro』のディスプレイやサイズ!
続いて『UMIDIGI S5Pro』のディスプレイやサイズについて以下にまとめてみました。
- ディスプレイサイズは6.39インチ。
- 有機ELディスプレイ。
- 解像度は2340×1080(FHD+)。
- アスペクト比19.5:9。
- 端末サイズが159.2mm×75.7mm×9.6mm。
- 重さは202g。
- ノッチなし。
ディスプレイは6.39インチ液晶ディスプレイですね。
現在主流の大きめなディスプレイサイズです。2019年発売の『S3Pro』は6.3インチだったので少し大きくなっていますね。
有機ELディスプレイです。
処理性能的にはミドルハイクラスのスマートフォンですが、有機ELディスプレイを搭載しているのはかなり素晴らしいですね。ここはかなりのメリットになると感じます。
解像度は『FHD+』です。
最近は『FHD+』以上の解像度を持つスマートフォンも出てきてはいますが、基本的には大手メーカーのフラッグシップモデルでも『FHD+』の解像度が多いので全く問題と感じます。
端末サイズが159.2mm×75.7mm×9.6mmとやや厚みがありますね。
重さは202gと決して軽いとは言えませんが、ディスプレイサイズ的にも200g前後の端末は結構多いので標準的な重さだと思います。
端末の大きさとしてもディスプレイサイズが6.39インチなのでまずまず大きなサイズになっています。ノッチがないため画面占有率は93.1%とかなり高いです。ベゼルレスのほぼフルスクリーンと言っても良いディスプレイとなっています。
『UMIDIGI S5Pro』のカメラ!
次に『UMIDIGI S5Pro』のカメラについて以下にまとめてみました。
- メインカメラは4800万画素(F値1.79)(広角)+1600万画素(超広角)+500万画素 (深度測定用)+500万画素(2cmマクロ接写)のクアッドレンズカメラ。
- インカメラは1600万画素(F値2.0)。
- インカメラはポップアップ式。
『UMIDIGI S5Pro』のカメラはクアッドレンズカメラとなっています。ミドルスペックのスマートフォンにも関わらず、クアッドレンズというのは凄まじいですね。大手メーカーの最新のフラッグシップモデルでも一部のモデルしかクアッドレンズカメラというのは採用されていませんし、クアッドレンズカメラを搭載しているのは素晴らしいですね。
超広角レンズがあることで画角の広い写真が撮れるので使い勝手が良いですね。
そして接写レンズがあることで被写体の至近距離(約2センチ)で撮影してもうまく撮影できる様にもなっています。
画素数は4800万画素と1600画素と500万画素と500万画素という構成になっているので、なかなかの高画素です。最近は1億万画素を超えるカメラも登場していますが、ミドルハイのスペックの端末のカメラだと考えるとなかなかの画素数だと思います。
F値も1.79と優秀なので、暗い所での撮影も問題なさそうです。
インカメラも1600万画素です。
ここはかなり残念なポイントかもしれません。2019年に発売された『UMIDIGI F2』ではインカメラは3200万画素でした。
単純に画素数だけで判断はできないと思いますが、さすがに半分の画素数というのはちょっと残念ですね。自撮りやセルフィーでインカメラを頻繁に使う人には向かない可能性もありそうです。
インカメラはポップアップ式です。
ここはかなり面白いポイントですね。『ZenFone6』や『OPPO』の一部のフラッグシップモデルにはポップアップ式のインカメラが採用されていますが、あまり多くないのでポップアップカメラを搭載しているというだけでもこの端末のオリジナリティーや面白さがあるなと感じますね。それをミドルレンジのスマートフォンに搭載してきたことは素晴らしいと感じます。
ポップアップカメラは直接的にカメラ性能とは関係ありませんが、ディスプレイにノッチがなくなるというメリットもありますし、何より特徴的で端末として面白いです。人と違ったものを持ちたいという人にはぴったりかもしれません。
壊れやすいというイメージもありますが、しっかりとした検査と誤って落としてしまった時に自動でポップアップカメラが引っ込む落下検出機能も搭載されているので、故障に対してもちゃんと考えて作られています。
『UMIDIGI S5Pro』のその他の仕様!
その他に注目したい仕様としては以下の様なところがありますね。
- 画面内指紋認証センサー。
- 顔認証あり。
- イヤホンジャックなし。
- 防水・防塵非対応。
- ワイヤレス充電非対応。
- 18W急速充電対応。
- 液冷システム搭載。
画面内指紋認証センサーになっています。
ミドルレンジのスマートフォンですが、しっかりと最先端のディスプレイ内蔵型指紋認証センサーを搭載しています。ここは素晴らしいポイントだと思います。
顔認証システムもしっかりと搭載されています。
イヤホンジャックは搭載されていません。
ここは有線イヤホンを使う馬山的にはちょっと残念ですが、Bluetoothイヤホンもかなり普及してきているのでそこまで問題ないかなと思います。
防水・防塵には非対応となります。ここは大きなマイナス点でとても残念ですね。やはり防水機能があるとないとでは安心感が違いますよね。
ワイヤレス充電も非対応です。なくてもそれほど問題はないかもしれませんが、ワイヤレス充電は使ってみるとかなり快適なので、既に使っている方にとってはかなり不便かもしれませんね。
18W急速充電対応。
最先端のスマートフォンだと30Wや50Wなどの急速充電に対応している端末もありますが、18Wも十分な急速充電だと思いますしそれほど気にすることはないと思います。
液冷システム搭載。
『UMIDIGI S5Pro』はミドルスペックでありながらゲーミングスマートフォンと言われていていますが、その理由の1つが液冷システムです。
長時間ゲームをしても端末が熱を持ちにくくなっていますので、スマホゲームをけっこうやるという方には嬉しいと思います。
『UMIDIGI S5Pro』のお値段は?
『UMIDIGI S5Pro』は2020年5月頃に発売される予定で、発売されれば『Amazon』でも購入することが可能になると思われますね。
『UMIDIGI S5Pro』の価格は36000円程になるとされています。
『UMIDIGI(ユミデジ)』の中ではトップクラスの高額な端末になっていますが、性能や他のメーカーの端末と比べれば十分コスパは良いと思います。
ただ中国メーカーの『Xiaomi』などはハイスペックフラッグシップモデルでも4~5万円ほどで購入できてしまいますし、国内メーカーでも一世代前のフラッグシップモデルであれば値下がりしているので5万円くらいで買えてしまいます。更に『iPhone』でも廉価モデルの『iPhoneSE2』であれば5万円程で購入できてしまう状態です。
この価格差をどのように考えるかはユーザー次第だと思います。
『UMIDIGI S5Pro』はこんな人におすすめ!
『UMIDIGI S5Pro』をおすすめしたい人を以下にまとめてみたので気になっている方は参考にしてみてください。
大手メーカーのフラッグシップモデルでもなかなかクアッドレンズカメラまで搭載しているモデルは少ないです。
そんなクアッドレンズカメラを体感したいという人にとってはもってこいの端末かもしれませんね。
ポップアップカメラという非常に面白いギミックを搭載しています。このギミックを魅力に感じる人にはおすすめですね。
ポップアップカメラを搭載しているカメラは多くないので珍しい端末を使ってみたい方やノッチがなくなることで高い画面占有率となっているディスプレイを堪能したい方にはピッタリの端末です。
ゲーミングスマートフォンを名乗っているだけあって、『MediaTek Helio G90T』というパワフルなCPUと液冷システムを搭載しています。
なのでハイスペックフラッグシップモデルはいらない(買えない)ので、ミドルレンジのスマートフォンが良いけどゲームも楽しみたいというユーザーにはちょうどいい選択肢になると思います。
ただガチでゲームをやりこみたいというゲーマーさんは素直にハイスペックフラッグシップモデルのゲーミングスマートフォンを購入するのをおすすめします。
『UMIDIGI S5Pro』の対応バンドは?
そして最後に対応バンドのお話ですね。
『ドコモ』・『au』・『ソフトバンク』全てのバンドにしっかりと対応しています。
ただ『au』に関してはバンドは対応しているのですが、SIMとの相性によって使えない可能性もある様なので注意が必要です。確認してからの購入をおすすめします。
『UMIDIGI S5Pro』に注目!
今回は『UMIDIGI S5Pro』のスペック・性能やカメラについて書いてみました。
色々なスマートフォンをリリースしてくる『UMIDIGI(ユミデジ)』ですが、『MediaTek Helio G90T』という新たなCPUと液冷システムを搭載することでミドルレンジでありながらゲーミングスマートフォンを完成させたことは素晴らしいと思います。
クアッドレンズカメラや有機ELディスプレイを搭載していますし、ミドルレンジとしては基本性能は申し分ないと思いますね。
クアッドレンズカメラやミドルレンジゲーミングスマートフォンが気になる方は是非とも『UMIDIGI S5Pro』に注目してみてください。
この記事は2020年4月23日時点の情報となっています。
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