格闘技『カリ・シラット』!
みなさんは『カリ・シラット』という格闘技をご存じでしょうか。
最近多くのドラマのアクションシーンにも取り入れられている話題の格闘技です。
今日はこの格闘技『カリ・シラット』について色々と調べてみました。
『カリ・シラット』ってどんな格闘技?
『カリ・シラット』というのは、『カリ』という武術と『シラット』という武術を合わせた武術のことになります。
最近日本のドラマや映画などのアクションシーンで多く採用されていて、多くの俳優さんや女優さんが訓練していて話題になっています。
フィリピンの国技・『カリ』
『カリ』はフィリピンの国技にも認められている武術です。別名『エスクリマ(Eskrima)』とも言われています。
フィリピンの国技というだけあって、フィリピンでは学校の体育の授業や国体等にも採用されている程フィリピンでは有名な武術です。
この『カリ』という武術は素手の他にも棒やナイフ、紐といった武器も使用するかなり実戦的な武術ですね。
現在ではアメリカでも広く普及しており、実戦的な武術として様々な機関で採用されています。アメリカの警察はもちろんですがアメリカ軍やFBIの格闘術にも部分的にではありますが、『カリ(エスクリマ)』の要素が盛り込まれているようです。
もちろん発祥国であるフィリピンの軍や警察の格闘術にも採用されています。
こういった実際に危険があったり戦闘が起こる可能性がある現場で使われている武術ということで、いかに『カリ』が実戦に適している武術ということがよくわかりますね。
日本でフィリピン武術の『カリ』はマイナーで知名度としてもイマイチですが、世界的にはかなり知名度のある武術といえそうですね。
東南アジアの武術『シラット』!
続いて『シラット』になります。
『シラット』は、東南アジアで有名な伝統的な武術になります。現在はマレーシア、インドネシア、シンガポール、ブルネイ、ベトナムで盛んに行われている武術ですね。
『シラット』も素手以外に武器を使う武術であり、かなり実戦的で『カリ』と似た部分があります。
ただ空手でいう『型』や『組手』といった練習等を行うこともあるようです。
『シラット』は東南アジアの様々な地域で親しまれている武術で、インドネシアやマレーシア等それぞれの地域でそれぞれの流派として発展しています。
その中でも現在1番有名と言われているのが、インドネシアの『プンチャック・シラット』です。
日本ではまだまだマイナーな武術ですが、『カリ』と同様に『シラット』も世界的にはかなり有名な武術と言えそうですね。
『カリ・シラット』が日本で話題に?
世界的には有名かもしれませんが、日本ではほとんどの人が知らないマイナーな武術と言える『カリ・シラット』。
そんな『カリ・シラット』が日本で一部の人に話題になっています。
その理由として最近放送された何本かのドラマのワンシーンにこの『カリ・シラット』の要素を取り入れたアクションシーンがあり、そのシーンが格好良いと視聴者に注目されたからのようですね。
『カリ・シラット』がアクションシーンに採用されたと言われているのが、以下の作品になります。
- ドラマ『SP(エスピー) 』シリーズ。
- ドラマ『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』。
- ドラマ『奥様は、取り扱い注意』。
実はこの3つのドラマの原作者である『金城一紀』さんは、実際に『カリ・シラット』を習得していることもあり、ドラマのアクションシーンに『カリ・シラット』の要素が採用されているという背景がある様です。
ドラマ『SP(エスピー) 』シリーズでは『岡田准一』さん、ドラマ『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』では『小栗旬』さんと『西島秀俊』さん、そしてドラマ『奥様は、取り扱い注意』では『綾瀬はるか』さんがそれぞれアクションシーンで『カリ・シラット』の要素がふんだんに盛り込んだ格好良いアクションシーンを披露しています。
馬山的にはフワッとした可愛らしい印象の『綾瀬はるか』さんがアクションシーンで見せるギャップは素晴らしいと感じました。
最近では定額制動画サービス等で過去のドラマを見ることもできますので、もし気になるドラマがあれば探して見てみるのも面白いと思いますね。
武術『カリ・シラット』に注目!
今日は武術『カリ・シラット』について色々と調べてみました。
まだまだ日本では知名度もなくマイナーの武術の『カリ・シラット』ですが、近年ドラマのアクションシーンに採用されたことで少しずつ知名度が上がっている感じがしますね。
世界的には知名度もありますし、最近では『カリ・シラット』を教える教室や道場の様なところも増えているようです。
教材やDVDも色々出ていたり、YouTubeなんかでも見れる様なので、気になる方は実際に『カリ・シラット』を体験するのもありかもしれませんね。
この記事は2020年6月1日時点の情報となっています。
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