3D酔い(ゲーム酔い)!
皆さんはゲームやりますか?
馬山はゲーム好きなんですが、3Dゲームをプレイするとけっこう酔ってしまって気分が悪くなったり、めまいの様な症状が出たりします。
そこで今日は3D酔い(ゲーム酔い)について調べてみました。
3D酔い(ゲーム酔い)とは?
まずは『3D酔い(ゲーム酔い)』とはどの様なものなのかを調べてみました。
最近ではFPS(ファーストパーソン・シューティングゲーム)や3Dのオープンワールドゲームが多く発売されて多くのユーザーにプレイされていますが、これらのゲームは『3D酔い』を起こしやすいとされているため、『3D酔い』のことを『ゲーム酔い』・『画面酔い』などと呼ぶこともあります。
馬山が子供の時代の25年前程は3Dゲームなんてほぼなかったので余程のことがない限りはゲームで酔うということはありませんでしたが、最近のゲームは3Dゲームが多いため『3D酔い(ゲーム酔い)』はかなり多いようです。
ある意味現代の病気とも言える症状かもしれませんね。
『3D酔い(ゲーム酔い)』になる原因は?
次に『3D酔い(ゲーム酔い)』に陥ってしまう原因を考えてみました。
最近のゲームはリアルになり過ぎているのがその原因と考えられます。
目で見ている映像(ゲーム)では激しく動いているのも関わらず、自分は実際には全く動いていないことで脳が錯覚を起こしてしまい、その結果平衡感覚にズレが生じているとされています。
つまり目ではジャンプしたり走っている映像を見ているので脳は体は動いていると認識しますが、実際に体は指しか動いていないために体と脳の感覚がズレてしまい『乗り物酔い』と似たの症状が起きてしまうと考えられます。
『乗り物酔い』も多くの場合は自分が運転をしていない場合に発生しやすいと言われていて、乗り物の速度や傾き、進行方向などが自分の持っている感覚と異なるために脳が感覚のズレを起こしてしまうために発生すると考えられます。
そういった意味では『3D酔い(ゲーム酔い)』も『乗り物酔い』も脳の認識と実際の体の感覚とのズレによって発生するので、同じようなものと捉えても良いのかもしれませんね。
『3D酔い(ゲーム酔い)』の症状は?
『3D酔い(ゲーム酔い)』の症状としては重度のものと軽度のものに分けられます。
軽度の症状としては以下の様なものが挙げられます。
-
あくび。
-
急な眠気。
-
眼の疲れ。
重度の症状としては以下の様なものが挙げられます。
-
吐き気(気分が悪くなる)。
-
めまい。
-
頭痛。
-
貧血気味になる(血の気が引く)。
-
動悸(心臓がドキドキする)。
軽度のものであればそこまで気にはなりませんが、重度の症状になるとまずゲームを続けるのは困難ですし回復にはゆっくりと体を休める必要があります。上でも書いたように『3D酔い(ゲーム酔い)』は脳の認識と実際の体の感覚とのズレによって発生するので、そのズレを修正するのには目と体を休めるのが1番ですね。
ただ重度の症状になると回復にも時間が掛かってしまうと思われるので、軽度でも『3D酔い(ゲーム酔い)』の症状を感じた場合には早めにゲームを切り上げるのが1番かもしれませんね。
『3D酔い(ゲーム酔い)』になりやすい人や環境は?
『3D酔い(ゲーム酔い)』と言っても症状の出やすさ等は個人差やそのゲームの種類、ゲームをする環境によって変わってくると思います。
以下に『3D酔い(ゲーム酔い)』をしやすい人やゲームの種類、ゲームをする環境を挙げてみました。
-
乗り物酔いをしやすい人。
-
寝不足の人。
-
体調不良の人。
-
部屋の照明が暗い(画面が明るすぎる)。
-
画面の大きさと視聴距離があっていない(画面が大きすぎるor小さすぎる)。
-
長時間プレイ。
-
モニターの性能(残像の多さやフレームレートの低さ)。
-
FPSなどの動きの激しい、多いゲーム。
-
プレイするゲームの操作に慣れていない場合。
-
他人のプレイを見ている場合。
-
VRなどの没入感の高いゲーム。
乗り物酔いをしやすいという体質ややりたいゲームのジャンルなどはどうしようもない部分ではありますが、ゲームをするプレイ環境は整えることはできると思うのでできるだけ整えてあげるようにすると良いと思います。
『3D酔い(ゲーム酔い)』の予防方法!
ゲームがしたいのに『3D酔い(ゲーム酔い)』をしてしまうためにあまりプレイができないという人もいるのではないでしょうか。実は馬山もそうなんです。
なのでここでは『3D酔い(ゲーム酔い)』を起こさないために予防方法を書いていきたいと思います。
プレイ時間が長くなれば長くなるほど『3D酔い(ゲーム酔い)』を起こす可能性は高くなります。『3D酔い(ゲーム酔い)』になりやすい人は30分プレイしたら10分休憩といった感じでインターバルを置いてプレイすると良いと思います。
『3D酔い(ゲーム酔い)』は脳の認識と実際の体の感覚とのズレによって発生するので、そのズレを修正する時間があると症状は出にくくなると思います。
かなり当たり前のことでありますが、体調が悪かったり寝不足の時にプレイすると『3D酔い(ゲーム酔い)』は起きやすくなると思います。
他にも体や目が疲れていたり、お酒を飲んでいる場合にも注意が必要かもしれませんね。
特に目については、仕事でPCやディスプレイに向き合う時間が長い人は疲れが溜まっていることも多いと思うので気を付けた方がいいですね。
次に考えたいのがディスプレイ環境ですね。
まずは視聴距離を適切な距離に保つことが必要です。基本的に視聴距離はモニター高さの約3倍の距離離れることが推奨されています。例えばディスプレイの高さが50㎝の場合には150㎝モニターから離れることが好ましいとされています。
次にディスプレイの明るさも重要です。部屋の明るさにもよりますが、暗い部屋で明るいディスプレイを見たり、明るい部屋で暗いディスプレイを見たりしていると目が疲れてしまったりして『3D酔い(ゲーム酔い)』につながる可能性があります。
こういったディスプレイ環境を見直すのも『3D酔い(ゲーム酔い)』を防ぐには重要です。
これは視聴距離にも似たところになりますが、視聴する姿勢や角度も大切になってきます。
ディスプレイに対して真正面から10~15度程上からの目線が1番適している角度と言われているようです。寝転がってディスプレイを見上げる姿勢だったり、ディスプレイを斜めから見ていたりすると良くないと考えられますね。
最後に挙げたいのが『3D酔い(ゲーム酔い)』をしにくい体質を作るということです。
これはなかなか難しいのですが、基本的には『3D酔い(ゲーム酔い)』は乗り物酔いに似ているので、平衡感覚が優れていたり、三半規管が強いとなりにくいと言われていたりします。
それには逆立ちをしたり、目をつぶって回ったりという平衡感覚を養って三半規管を鍛える様な運動をして鍛錬を積むというのも1つの手段かもしれません。
つまり『3D酔い(ゲーム酔い)』を克服したい場合にはしっかりと体を動かしたりすることも大切と言えるかもしれませんね。
あとはやはり慣れというものもあるので、『3D酔い(ゲーム酔い)』も長い期間やり込めば酔いにくい体にはなってくると思われます。
どうしても『3D酔い(ゲーム酔い)』が克服できないという人は乗り物酔いの薬を飲むといのもありなのかもしれませんね。
『3D酔い(ゲーム酔い)』を治す方法。
ここまでは『3D酔い(ゲーム酔い)』の仕組みやその予防方法を書いてきました。
ただ『3D酔い(ゲーム酔い)』の仕組みや予防方法をわかっていても『3D酔い(ゲーム酔い)』を起こしてしまうことがあると思います。
そこで『3D酔い(ゲーム酔い)』を治す方法についても触れておきたいと思います。
これは当たり前かもしれませんが、『3D酔い(ゲーム酔い)』をしてしまった場合はすぐにゲームをやめて休憩するのが1番です。
1度ゲームを中断して、飲み物を飲んだり遠くを見たりして気持ちや目を休めることで酔いを覚ますことができます。
出来れば症状が強くなったりする前に定期的に合間で休憩をとることをおすすめします。
予防方法のところでも少し触れましたが、『3D酔い(ゲーム酔い)』は乗り物酔いに似ています。
なので市販で販売されている乗り物酔い止めの薬を飲むことで、『3D酔い(ゲーム酔い)』も治すことができます。
ただ症状が出てから治すために飲むというよりは、予防薬としてあらかじめ飲んでおくといいかもしれません。
休憩するとほぼ同じことではありますが、症状が重い場合は寝てしっかりと体と目を休めると良いです。
横になって仮眠をとれば大抵は回復するのではないかと思います。
どうしても『3D酔い(ゲーム酔い)』が回復しない時はさすがに病院に行くことをおすすめします。
3D酔い(ゲーム酔い)に注意!
今日は3D酔い(ゲーム酔い)について調べてみました。
馬山はゲームが好きでちょこちょこやるんですが、どうしても3Dゲームは酔ってしまって長時間できないんですよね。それがちょっと悩みでした。
ただディスプレイ環境を整えたり、視聴距離や姿勢を意識することで酔うまでの時間は長くなった気がします。
もし『3D酔い(ゲーム酔い)』に悩んでいる人がいたら是非参考にしてみてくださいね。
この記事は2020年5月28日時点の情報となっています。
コメント