新しい税金『走行税』!
自動車で走った距離に応じて税金が課される『走行税』が導入される可能性があると報道されているようですね。
今日はこの『走行税』についてや馬山的な考えを書いてみたいと思います。
『走行税』とは?
2019年9月時点では導入される予定はありませんが、政府が将来的に導入を検討していると言われている新しい税金制度が『走行税』です。
まだまだ検討段階ではありますが、ネットやテレビ等で報道されたのを機にかなり話題を集めているようですね。
『走行税』はいつから導入される?
上でも書きましたが『走行税』は現在政府が導入を検討している新しい税金制度の1つで、2019年9月時点では実際に導入される予定はありません。
『走行税』はいくらになる?
まだ検討段階であり、実際に導入される予定はありません。
なのでもちろん『走行税』の値段と言うのも特に決まっていることはありません。
ただ一部の報道であった情報によると、1㎞あたり5円の課税あるのではないとされている様です。つまり年間で10000㎞走るという方には年間50000円の走行税がかかることになります。
あくまでもこれは現在検討されている時点での話なので、金額自体は変わることもあるとは思います。
『走行税』と『ガソリン税』の二重苦?
現在自動車を所有する人には、『自動車税』や『ガソリン税』という税金がかかってきます。
特に『ガソリン税』は走れば走った分だけ多くの税金を払うことになるので、実質走行税と似たような税金と言えるかもしれません。
現在ガソリンを給油する際には『ガソリン税』と更に『消費税』も払っている状態にあります。
現状でも二重に税金を支払っている状態なのにも関わらず、更に『走行税』ともなるとちょっと納得がいかないところです。
ただ今後ガソリン車ではなく、電気自動車が普及すると考えられていて、そうなった場合に『ガソリン税』で得られる税金が少なくなってしまいます。
そういった背景からも『走行税』が『ガソリン税』の代わりに新たに検討されていると考えられるかもしれません。
なので、この『走行税』が『ガソリン税』のかからない電気自動車にのみかけられる様に検討されているのであれば良いのかもしれませんが、もしガソリン車にもかかってきてしまうと『走行税』と『ガソリン税』が二重になるという状況になるかもしれません。
既に世界では『走行税』は導入されている?
すでにニュージーランドではこの『走行税』は導入されていて、ドイツやベルギーなどでも一部で導入されている様です。
アメリカでも検討はされているということなので、その動向次第で日本が『走行税』を導入するか影響してくるかもしれませんね。
車に乗らない人も関係ある!
車にあまり乗らない人や車を所有していない人は自分には関係ないと思うかもしれませんが、実はそうでもないかもしれません。
ネットショッピングなどをすると必ず配送してもらうための配送料金や宅配料金がかかってくると思います。
そういった物を運ぶ物流の世界にも影響が出てくる可能性があります。最悪の場合には配送料金や宅配料金といった送料の値上げに繋がるため、車に乗らない人にも影響が出ると思われます。
つまり車に乗る乗らない関係なく、リアルに自分達の生活に関わってくる問題と言えそうですね。
地方や年金世帯には大打撃?
都市部は交通機関が発達しているのでさほど『走行税』を気にしないかもしれませんが、やはり車が必要不可欠な地方では新たな税金は家計にも影響がありそうですね。
地方であれば年間10000~20000㎞走るという人もけっこういるのではないかと思います。
また地方では1人1台車を所有しているという家庭も少なくはないと思われます。
となると夫婦、もしくは大きくなった子供やおじいちゃんおばあちゃん等も車を所有していた場合には家庭に3~4台車を所有している場合もありますよね。
つまり台数の分だけ『走行税』も増えてしまいますのでやはり家計への影響は避けられません。
とはいえ、地方では仕事や買い物といった日々の生活のために車は必要不可欠な移動手段なので使わないという選択肢はないです。
となると、『走行税』の導入は地方からの反発や反対というのは避けられそうにないですね。
『走行税』に注目!
『走行税』に関しては現在のところ検討中の段階でいつから導入されるのか、そもそも導入されるのかどうかもわからない状況にあります。
ただ世界では導入している国があり、こういった報道が出てくるということは近い将来に実際に『走行税』が導入される可能性は十分にありそうですね。
一部のネットの噂では、『走行税』導入の報道の出所はかなり昔の話で、導入されるという噂はデマであるとされています。
しかしながら昔に1度『走行税』が検討されていたのならば、これから再び検討される可能性も考えられます。
馬山は現在地方に住んでいて、年間走行距離も15000㎞は余裕で超える状態にあります。なので『走行税』が導入されるかどうかは非常に気になるところですね。
皆さんも『走行税』に注目してみてくださいね。
この記事は2019年9月28日時点の情報となっています。
コメント