ハイセンスの2021年4K液晶テレビ『A6G』シリーズ!
今日は2021年2月中旬に発売されるハイセンスの4K液晶テレビ『A6G』シリーズについてお話していきたいと思います。
ハイセンスの4Kテレビのラインナップの中では下位グレードにはなりますが、その分コスパとしてはかなり良いモデルになりそうですし、期待できそうですね。
ハイセンスってどんなメーカー?
『ハイセンス』というメーカーについて紹介してみたいと思います。
『ハイセンス』は中国の家電メーカーです。
前身となる会社は1969年に創業していて、しっかりとした歴史のある企業です。1970年にはブラウン管のテレビを手掛け始める等テレビ事業も50年近く前からやっているメーカーです。長年テレビを主力製品として生産販売しているメーカーですね。
2015年には世界の企業別のテレビシェアで『LG』・『SAMSUNG』・『SONY』に次ぐ世界4位になっていますし、世界的に見てもハイセンスのテレビは売れているし、人気があると言って良いと思います。
2017年には日本の東芝のテレビ部門を買収したため、現在東芝のテレビとハイセンスのテレビは同じグループの商品ということになります。
これまでのハイセンスというと簡単な機能で非常に安価な冷蔵庫や洗濯機、テレビを発売しているメーカーというイメージを持っている人が多かったと思いますが、2017年に東芝のテレビ部門を傘下に収めたことで急激に日本でのテレビ事業に力を入れている感じを受けます。買収から約3年で徐々に東芝の技術を吸収して、品質を上げていると感じます。
テレビについては既に国内の有力メーカーと遜色ないレベルの製品を多く販売しています。
今回紹介すら有機ELモデルや液晶テレビもグレードごとに種類や大きさも豊富なので、ハイセンスのテレビには大注目だと思います。
2020年は4K液晶テレビ『U8F』シリーズ・『U7F』シリーズが大人気となっていて、ハイセンスの知名度も大きく上昇したように感じます。
馬山も2020年年末に『65U8F』を実際に購入しています。
ハイセンスのテレビは記事に色々とまとめていますので、是非見て下さいね。
ハイセンスの2021年4K液晶テレビ『A6G』シリーズ!
今回紹介する『A6G』シリーズはハイセンスのテレビのグレード4つの中で3番目に位置する『4K SMART』というグレードのモデルになります。
ハイセンスは液晶テレビにも色々なグレードがあります。ハイセンスのテレビのグレードは過去にまとめて記事にしていますので、良かったら見てください。
『A6G』シリーズは豊富な画面サイズも特徴になりそうです。以下に画面サイズをまとめてみました。
- 43V型『43A6G』・・・2021年4月上旬発売予定(予想価格約60000円)。
- 50V型『50A6G』・・・2021年2月中旬発売予定(予想価格税込約70000円)。
- 55V型『55A6G』・・・2021年4月上旬発売予定(予想価格約80000円)。
- 65V型『65A6G』・・・2021年4月上旬発売予定(予想価格約100000円)。
- 75V型『75A6G』・・・2021年夏発売予定(予想価格不明)。
4Kテレビとしては小型の43V型から超大型の75V型まで5サイズもラインナップしているのはさすがですね。
50V型の『50A6G』は約70000円ということでコスパもなかなか良さそうですね。
発売はちょっと先にはなりますが、馬山的には『75A6G』がどのくらいの値段で買えるのか非常に注目ですね。
『A6G』シリーズの派生モデルとして、『E6G』シリーズがあります。『A6G』シリーズと『E6G』シリーズの違い等についても調べてありますので是非見てください。
2021年11月に新モデル『U7FG』シリーズが発売されます。記事にしていますので是非見てください。
ハイセンス2021年4K液晶最上位モデルの『U8FG』シリーズについても記事にしています。良かったら見てください。
『A6G』シリーズの映像エンジン!
ハイセンスのテレビの注目ポイントの1つが東芝と共同で開発している映像エンジンです。
『A6G』シリーズにも東芝と共同で開発した映像エンジン『NEOエンジンLite』が搭載されています。
Liteとなっているので、機能や性能は抑えられているとは思いますが、ハイセンスの強みである映像エンジン性能を考えると基本的な性能は十分持っていると考えて良いと思います。
とは言っても、『U7F』シリーズもかなりコスパが良く評価が高いモデルなので、『NEOエンジンLite』であっても安心して良いだけの性能や安定性は持っていると思います。
映像エンジンはテレビにとっては心臓部とも言える重要な部分なので、東芝と共同開発していたり、東芝の技術が用いられているというのは、国内メーカーのテレビが好きな方でも安心できるポイントなんじゃないかと思いますね。
『A6G』シリーズに採用されている『NEOエンジンLite』の特徴は以下のようになっています。
上にも記載した通り、『NEOエンジンLite』には多くの高画質処理が搭載されています。
『NEOエンジンLite』にはREGZAの技術が採用されていますし、地デジの画質のアップコンバートもとても優秀と言われています。
『A6G』シリーズにも、地デジ画質をアップコンバートする4K復元がありますし、ネットの画質を挙げてくれるAIネット映像高画質処理も実用的で素晴らしい機能だと感じますね。
液晶パネルやその他の機能も充実!
液晶パネルも『RGB』となっていて、よくなんちゃって4Kなんて言われる『RGBW』ではありません。格安メーカーの4Kテレビは『RGBW』と呼ばれる格安のパネルを使っていますが、『A6G』シリーズは『RGB』というしっかりとしたパネルと採用しています。
パネル方式は『VA』になります。
『VA』方式は視野角は狭く、斜めから見ると白く見えると言われています。
実際VA方式のパネルを採用しているREGZAの下位モデルの『Mシリーズ』や2019年に発売されたハイセンス『U7E』はやや白っぽく見えるというユーザーの意見も出ていたようです。
ただ2020年に発売したハイセンスの『U7F』や『U8F』、『S6E』シリーズなどはVA方式のパネルを採用しているのにも関わらず、視野角も広くて白っぽさはほとんど感じられません。
視野角の広い『IPS』や『有機EL』といったパネルには劣ると思いますが、視野角に関してはそこまで気にしなくても良いかもしれませんね。
BS/CS4Kチューナーは1基搭載されていますし、地デジ・BSチューナーは2基搭載されています。
この価格帯の4Kテレビにも関わらず、BS/CS4Kチューナーが搭載しているというのはかなり大きいと思います。地デジやBSについても裏番組録画が可能ですね。
この機種にはゲームモードである『ゲームモード』という機能も搭載されています。
格闘やリズムゲームで重要な遅延も低遅延になるようになっていますし、ALLM機能という入力機器からの情報に連動して低遅延モードと高画質モードを自動的に切り換える機能も搭載されています。さらにHDMI 2560×1440で60p出力のPCゲームにも対応しています。
ゲームをするモニターとしても使えるテレビと言えそうですね。
馬山個人的に推していきたいのはハイセンスのUI(ユーザーインターフェース)は『REGZA』と非常に似ている作りになっていることです。
『REGZA』のUI(ユーザーインターフェース)は大手メーカーの中でも最も使いやすいと言われていてかなり評価が高いです。これまでREGZAを使っていて、REGZAの使用感に慣れている人はもちろんですが他のメーカーを使用していた方でもほとんど違和感なく使用できるのではないかと思います。
また最近多くの方が利用しているビデオ・オン・デマンド(VOD)サービスに対応していてその数は合計12となっています。
現在の世の中では必須とも言われる様々なビデオ・オン・デマンド(VOD)サービスに多く対応している点も長所と言えます。
音質面もフロントスピーカーを採用しているため、最近の薄型テレビとしてはなかなかのレベルだと思います。ただ最大出力は10W+10Wの合わせて20Wということで音を重視する人にはやや物足りないかもしれませんね。
音を重視する人はサウンドバーを検討してみるのもありですね。
ハイセンスはなかなかコスパに優れるサウンドバーを発売していますのでおすすめですし、お安いサウンドバーでもかなり音は良くなるのでおすすめです。
『A6G』シリーズはこんな人におすすめ!
『A6G』はコスパ良く4Kテレビを手に入れたい方にぴったりだと思います。
最初に書いた様にハイセンスは世界的にも大きなメーカーで東芝映像ソリューションを傘下に持っています。世界でもトップ5の売り上げを誇るテレビメーカーで、日本でも近年急激に人気・知名度を上げています。つまりしっかりとした技術もあって、信用・安心感が高いメーカーだと言えます。
そんな大きなメーカーのテレビでありながら、ハイセンスの『A6G』シリーズは格安メーカーと同じレベルの価格を実現しています。
メーカーとしての安心感、そしてしっかりとした機能や技術があるのに、価格は安いということでコスパはめちゃくちゃ優秀と言えます。
この『A6G』シリーズの前モデルと考えられる『A6800』シリーズもめちゃくちゃコスパが良いと言われて人気だったシリーズなので、この『A6G』シリーズもお安く4Kテレビを手に入れたい人にはおすすめです。
ハイセンスの4K液晶テレビ『A6G』シリーズはオススメ!
今日は2021年2月から順次発売予定のハイセンスの4K液晶テレビ『A6G』シリーズについてお話してみました。
ハイセンスの4Kテレビの中では廉価グレードのテレビにはなると思いますが、最低限の機能はしっかりとしていますし、価格がかなり安くて、めちゃくちゃコスパの良いモデルとなっています。
ハイセンスは近年日本でも人気や知名度が上がってきていて、とても良いメーカーだと思います。
実際に馬山も2020年モデルの『65U8F』を購入して使用していますが、大きな不満はありませんし、コスパはめちゃくちゃ良いと感じています。
『65U8F』のレビューも記事にしていますので、気になった方は是非みてください。
ただ実物をみて判断したいという人も多いと思いますし、そうするのが1番だと思います。
ハイセンスはなかなか実物が店舗にないと感じる方もいると思いますが、比較的エディオンやビックカメラ(コジマ)といった実店舗にあることがあるので、気になる方はそういった店舗に問い合わせて見てもいいかもしれませんね。
子会社にもなる東芝の4K液晶テレビ『Ⅿ540X』や『Z740X』とハイセンスの最上位4K液晶『U8F』との比較も記事にしていますので良かったらご覧になってください。
この記事は2021年2月7日に書かれた記事です。
コメント
こちらのシリーズですが、ハイセンスのHPを確認すると
50A6GのみVAで、他のTVはADS(IPS)のようです。