ハイセンスの2021年4K液晶テレビ『U7FG』シリーズ!
今日は2021年11月上旬に発売されるハイセンスの4K液晶テレビ『U7FG』シリーズについてお話していきたいと思います。
2020年に発売された『U7F』シリーズの後継機となりますので、違いや進化したポイントも調べてみました。
ハイセンスってどんなメーカー?
『ハイセンス』というメーカーについて紹介してみたいと思います。
『ハイセンス』は中国の家電メーカーです。
前身となる会社は1969年に創業していて、しっかりとした歴史のある企業です。1970年にはブラウン管のテレビを手掛け始める等テレビ事業も50年近く前からやっているメーカーです。長年テレビを主力製品として生産販売しているメーカーですね。
2015年には世界の企業別のテレビシェアで『LG』・『SAMSUNG』・『SONY』に次ぐ世界4位になっていますし、世界的に見てもハイセンスのテレビは売れているし、人気があると言って良いと思います。
2017年には日本の東芝のテレビ部門を買収したため、現在東芝のテレビとハイセンスのテレビは同じグループの商品ということになります。
これまでのハイセンスというと簡単な機能で非常に安価な冷蔵庫や洗濯機、テレビを発売しているメーカーというイメージを持っている人が多かったと思いますが、2017年に東芝のテレビ部門を傘下に収めたことで急激に日本でのテレビ事業に力を入れている感じを受けます。買収から約3年で徐々に東芝の技術を吸収して、品質を上げていると感じます。
テレビについては既に国内の有力メーカーと遜色ないレベルの製品を多く販売しています。
有機ELモデルも扱っていますし、液晶テレビもグレードごとに種類や大きさも豊富なので、ハイセンスのテレビには大注目だと思います。
2020年は4K液晶テレビ『U8F』シリーズ・『U7F』シリーズが大人気となっていて、ハイセンスの知名度も大きく上昇したように感じます。
馬山も2020年年末に『65U8F』を実際に購入しています。
ハイセンスのテレビは記事に色々とまとめていますので、是非見て下さいね。
ハイセンスの2021年4K液晶テレビ『U7FG』シリーズ!
今回紹介する『U7FG』シリーズはハイセンスのテレビのグレード4つの中で2番目に位置する『4K ULED』というグレードのモデルになります。
ハイセンスは液晶テレビにも色々なグレードがあります。ハイセンスのテレビのグレードは過去にまとめて記事にしていますので、良かったら見てください。
『U7FG』シリーズは豊富な画面サイズも特徴になりそうです。以下に画面サイズをまとめてみました。
- 43V型『43U7FG』・・・予想価格約75000円。
- 50V型『50U7FG』・・・予想価格約85000円。
- 58V型『58U7FG』・・・予想価格約100000円。
- 65V型『65U7FG』・・・予想価格約130000円。
4Kテレビとしては小型の43V型から大型の65V型まで4サイズもラインナップしているので画面サイズはまずまず豊富ですね。
『4K ULED』というハイセンスの液晶テレビの中では比較的高いグレードのモデルになっていますが、価格と性能のバランスが非常にとれているモデルとも言えそうです。
1つグレードが下の『4K SMART』というカテゴリーにはなりますが、『A6G』や『E6G』シリーズもコスパ重視の方にはめちゃくちゃおすすめなので是非チェックしてみてください。
また『A6G』シリーズと『E6G』シリーズの違い等についても調べてありますので是非見てください。
ハイセンス2021年4K液晶最上位モデルの『U8FG』シリーズについても記事にしています。良かったら見てください。
後継となる2022年モデルも発表されています。記事にまとめているので是非こちらもみてください。
『U7FG』シリーズの映像エンジン!
ハイセンスのテレビの注目ポイントの1つが東芝と共同で開発している映像エンジンです。
『U7FG』シリーズには新開発された映像エンジン『NEOエンジン2021』が搭載されています。
映像エンジンから考えても『U7FG』シリーズは、『U7F』シリーズの正当な後継機だということがわかりますね。『U7F』シリーズもかなりコスパが良く評価が高いモデルで人気があるので、『U7FG』シリーズにもかなり期待ができそうですね。
映像エンジンはテレビにとっては心臓部とも言える重要な部分になりますが、ハイセンスの映像エンジンには東芝の技術が用いられています。このあたりはあまりハイセンスのテレビを使ったことがないという人にも安心感が感じられるような気がしますね。
『U7FG』シリーズに採用されている『NEOエンジン2021』の特徴は以下のようになっています。
上にも記載した通り、『NEOエンジン2021』には多くの高画質処理が搭載されています。
『NEOエンジン2021』には東芝REGZAの技術が採用されていますし、地デジの画質のアップコンバートもとても優秀と言われています。
『U7FG』シリーズにも、地デジ画質をアップコンバートする4K復元がありますし、ネットの画質を挙げてくれるAIネット映像高画質処理も実用的で素晴らしい機能だと感じますね。
地デジを楽しむ場合、ネットコンテンツを楽しむ場合どちらにしても『NEOエンジン2021』は非常に有用な映像エンジンだと感じます。
液晶パネルやその他の機能も充実!
液晶パネルも『RGB』となっていて、よくなんちゃって4Kなんて言われる『RGBW』ではありません。格安メーカーの4Kテレビは『RGBW』と呼ばれる格安のパネルを使っていますが、『U7FG』シリーズは『RGB』というしっかりとしたパネルと採用しています。
パネル方式は『ADS』と『VA』になります。
65V型と43V型には『ADS』パネルが採用されています。『ADS』パネルというのは『IPS』パネルと性能的には同じパネルです。視野角も広く、鮮やかな色彩が楽しめますね。
50V型と58V型には『VA』方式のパネルが使われています。『VA』方式は視野角は狭く、斜めから見ると白く見えると言われていますが、『U7FG』シリーズではワイドビューアングルという技術を用いていますので、『VA』方式だからと言ってあまり気にし過ぎる必要はないと思います。
実際に以前に発売したハイセンスの『U7F』や『U8F』、『A6G』シリーズなどはVA方式のパネルを採用しているのにも関わらず、視野角も広くて白っぽさはほとんど感じられません。
視野角の広い『IPS』や『有機EL』といったパネルには劣ると思いますが、視野角に関してはそこまで気にし過ぎなくても良いと思います。
BS/CS4Kチューナーは1基搭載されていますし、地デジ・BSチューナーは3基搭載されています。
BS/CS4Kチューナーをしっかり搭載しているのはもちろんですが、地デジ・BSチューナーは3基搭載されているので裏番組が2つも同時録画出来てしまうのはとても嬉しいですね。
この機種にはゲームモードである『ゲームモード』という機能も搭載されています。
格闘やリズムゲームで重要な遅延も低遅延になるようになっています。60Hz入力時は最小遅延約0.83msを実現しているので、ゲームをするのにも申し分ないテレビですね。
馬山個人的に推していきたいのはハイセンスのUI(ユーザーインターフェース)は『REGZA』と非常に似ている作りになっていることです。
『REGZA』のUI(ユーザーインターフェース)は大手メーカーの中でも最も使いやすいと言われていてかなり評価が高いです。これまでREGZAを使っていて、REGZAの使用感に慣れている人はもちろんですが他のメーカーを使用していた方でもほとんど違和感なく使用できるのではないかと思います。
馬山もハイセンス『65U8F』を使っていますが、非常にUI(ユーザーインターフェース)はわかりやすく使いやすいと感じていますね。特に東芝ユーザーであればほぼ同じ使い勝手で使用することができます。
また最近多くの方が利用しているビデオ・オン・デマンド(VOD)サービスに対応していてその数は合計14となっています。
現在の世の中では必須とも言われる様々なビデオ・オン・デマンド(VOD)サービスに多く対応している点も長所と言えます。
最後に音質面ですね。
最大出力は10W+10Wの合わせて20Wということで音を重視する人にはやや物足りないかもしれませんね。特に43V型は7W+7Wなのでさらに物足りない可能性はあります。
ただテレビ背面にはウーファースピーカーも搭載しているので、低音に関してはある程度期待できそうです。最近の薄型テレビの中には音質が残念なモノも少なくないのですが、その中ではまずまずの音質と言えるかもしれません。
リリース時に出された情報の中に『U7FG』シリーズには背面にサブウーファーが搭載されているとされている情報がありましたが、調べた結果サブウーファーは搭載されていないようですね。サブウーファーが搭載されているのは『U8FG』シリーズのみのようです。訂正させていただきます。
なので音を重視したいという人はサウンドバーを検討してみるのもありですね。
ハイセンスはなかなかコスパに優れるサウンドバーを発売していますのでおすすめですし、お安いサウンドバーでもかなり音は良くなるのでおすすめです。
『U7F』シリーズとの違いは?
次に『U7FG』と『U7F』シリーズの違いを紹介してみたいと思います。
映像エンジンが『NEOエンジン2021』に進化!
映像エンジンは『U7F』の『NEOエンジン2020』から『NEOエンジン2021』に進化しています。
進化したといっても主な性能は大きく変わっていないと思われます。ただ人肌表現などの表現やノイズ処理が向上していると言われているので正当に進化はしていると思われます。
映像エンジンが変わってはいますが、『U7F』の『NEOエンジン2020』から大きな変化はないかもしれませんね。
画面サイズがやや変更!
『U7F』にあった55V型が廃止されて、『U7FG』では58V型がラインナップされています。
ここも大きな違いとは言えないかもしれませんが、少しでも大きな画面が良いという方にとっては55V型ではなく58V型になるのは嬉しいポイントかもしれませんね。
採用パネルが一部変更!
『U7F』では全サイズでVA方式のパネルを採用していました。
『U7FG』では65V型と43V型には『ADS』パネルが採用されています。『ADS』パネルというのは『IPS』パネルと性能的には同じパネルで、視野角も広く、鮮やかな色彩が楽しめます。
一般的には『ADS』パネル(IPSパネル)はVAパネルよりも良いと言われているパネルなので、ここは65V型と43V型を検討している方には嬉しいポイントかもしれませんね。
もちろん50V型と58V型に採用されている『VA』方式のパネルの弱点と言われている視野角もワイドビューアングルという技術を用いてしっかりと補っているので大きく心配し過ぎなくても良いと思いますね。
サブウーファーが追加!
『U7FG』シリーズではテレビ背面にサブウーファースピーカーも新たに搭載しています。
薄型テレビではどうしても音質が損なわれてしまうことが多く、特に低音の迫力がないことが多いだけにサブウーファーが搭載されて低音が強化されるのはめちゃくちゃ嬉しいポイントだとは思います。
リリース時に出された情報の中に『U7FG』シリーズには背面にサブウーファーが搭載されているとされている情報がありましたが、調べた結果サブウーファーは搭載されていないようですね。サブウーファーが搭載されているのは『U8FG』シリーズのみのようです。訂正させていただきます。
ハイセンスの4K液晶テレビ『U7FG』シリーズはオススメ!
今日は2021年11月から順次発売予定のハイセンスの4K液晶テレビ『U7FG』シリーズについてお話してみました。
ハイセンスの4Kテレビの中ではスタンダードなグレードのテレビにはなると思いますが、人気を集めていた前モデル『U7F』から正当進化しています。
機能や性能に対してコスパも良くて、『U7F』シリーズ同様に売れ筋のモデルになるのは間違いないと思いますね。
ハイセンスは近年日本でも人気や知名度が上がってきていて、とても良いメーカーだと思います。
実際に馬山も2020年モデルの『65U8F』を購入して使用していますが、大きな不満はありませんし、コスパはめちゃくちゃ良いと感じています。
『65U8F』のレビューも記事にしていますので、気になった方は是非みてください。
ただ実物をみて判断したいという人も多いと思いますし、そうするのが1番だと思います。
ハイセンスはなかなか実物が店舗にないと感じる方もいると思いますが、比較的エディオンやビックカメラ(コジマ)といった実店舗にあることがあるので、気になる方はそういった店舗に問い合わせてみてもいいかもしれません。
また昨年発売した『U8F』や『U7F』の価格もかなり落ちてきているので、あえて前モデルを購入するのもありだと思います。
子会社にもなる東芝の4K液晶テレビやハイセンスの4K液晶テレビも多く記事にしていますので良かったらご覧になってください。
この記事は2021年10月31日に書かれた記事です。
コメント
u7fgにはウーファーは付いていないんじゃないでしょうか?
ウーファーはu8fgだけでは?
u7fgの背面中央の写真にウーファーのようなものが見当たらず。。。
自分で調べていてわからなくなりました。本当のところを教えてください。
リリース時に出された情報の中に『U7FG』シリーズには背面にサブウーファーが搭載されているとされている情報がありましたので、当サイトでもサブウーファー搭載と記載していましたが、調べた結果『U7FG』シリーズはサブウーファーは搭載されていないようですね。
サブウーファーが搭載されているのは『U8FG』シリーズのみのようです。
お詫びして訂正させていただきます。